日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月28日水曜日

◆W杯メンバーに当確!? 日本代表DFが明かす「ほぼW杯決まっている二人」とは?(FOOTBALL ZONE)





 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は23日の国際親善試合マリ戦で1-1の引き分けに終わり、チーム内外から様々な意見が噴出している。日本代表DF昌子源(鹿島アントラーズ)は、選手の立場がプレーに影響を与えていると示唆したうえで、「ほぼワールドカップが決まっている人」として二人の選手の名前を口にした。

 6月のロシア・ワールドカップ(W杯)で対戦するセネガルを想定した23日のマリ戦ではPKを与えて先制点を献上。後半は思うように打開策を見出せなかったが、後半アディショナルタイムに途中出場のFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が代表デビュー弾を決めて、辛うじて1-1ドローに持ち込んだ。

 日本代表のパフォーマンスについて、昌子は個々が置かれた立場の違いにも言及。そのなかで、2選手の“ワールドカップ招集当確”を匂わせるようなコメントを発している。

 GK川島永嗣(メス)が「23人に保証された選手は誰一人いない」と横一線を強調した一方、昌子は「ほぼワールドカップが決まっている人はいる。ハセさんとか佑都さんとか」と明かした。キャプテンを務めるMF長谷部誠(フランクフルト)、経験豊富なDF長友佑都(ガラタサライ)の二人は、昌子の中で頭一つ抜けた存在として映っているようだ。

「"ミスせんとこう"と思ってしまうのは…」

 長谷部や長友のような“当確濃厚”と、アピールしなければいけない“当落線上”では、立場は異なる。昌子は次のように見解を示した。

「そういう人(長谷部、長友)はいいけど、それ以外の人は『ミスせんとこう』と思ってしまうのはチームとして良くない。俺はどっちかと言うとそっちに入っている。俺だけじゃなかったと思う、正直」

 ハリル監督への猛アピールが求められる選手たちにとって、「ミス」は選考上のマイナス材料になり得る。その一方、当確濃厚組はミスを恐れずにトライできるという。W杯前の避けがたい状況とはいえ、そうした立場の違いが現在のチーム内では複雑に絡み合っているようだ。

「もちろん、メンバーが確定してからは違う気持ちになると思う」

 ウクライナ戦後、5月14日にW杯予備登録35人の提出期限を迎える。同30日のガーナ戦を経て、同31日に本大会メンバー23人が発表される見込みだ(登録期限は6月4日)。最終選考の意味合いが強いガーナ戦が終わるまで、様々な思惑がチーム内で交錯することになりそうだ。

(大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki)


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