日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年10月12日金曜日

◆森保ジャパン「不動」の1トップ大迫との相性が当落のカギ(報知)



大迫勇也 Yuya.Osako

 ◆国際親善試合 日本―パナマ(12日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 日本代表は10日、国際親善試合のパナマ戦(12日・デンカS)に備え、新潟市内のグラウンドで約1時間30分の非公開練習を行った。

 森保一監督(50)は初陣のコスタリカ戦(9月11日・パナS)に続き、10代のDF冨安健洋(19)=シントトロイデン=ら3人の若手を代表初先発させ、4バックでスタートすることが濃厚。軸となる1トップのFW大迫勇也(28)=ブレーメン=との相性が、今後のメンバー編成に影響を及ぼしそうだ。

 ブラジル、ロシアW杯に続き、森保ジャパンでもFW大迫が前線の軸になりそうだ。初陣となった9月に続き、この日の練習でも「縦(大迫)に入れてからのコンビネーションを繰り返しやった」(MF三竿)という。森保監督は最前線に素早く縦パスを入れ、そこから連係で崩すサッカーを目指している。大迫にボールが渡る瞬間が、ゴールへの号砲になる。

 どんな体勢でもどんなパスでも味方につないでしまう大迫だが、やりにくい、やりやすい選手は存在する。相性の良い選手として、よく口にするのは「(香川)真司さん(ドルトムント)、清武(C大阪)」。理由は「自分の動きをよく見て、欲しいタイミングでパスをくれるから」。逆にストレスを感じるのは「動きを見て判断できない選手」が近くにいる時だ。

 森保監督はチームの共通意識として、前線に縦パスを入れることを求めている。1トップの軸と見込まれる大迫の動きに合わせてパスを入れられるか、入れられないか。動けるか、動けないかは代表の当落に直結することを意味する。

 現在はカタールW杯へ向けて世代交代を進めており、多くの若手がピッチに送り出される。「自分の持ち味(ドリブルやスピード)を出して勝負したい」と野心にあふれる姿は見ていて気持ちがいいが、代表で生き残る道は、自分の足元よりも目の先に広がっているかもしれない。(内田 知宏)




◆森保ジャパン「不動」の1トップ大迫との相性が当落のカギ(報知)


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