日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年9月7日土曜日

◆半端ない大迫弾!古巣カシマでエースの証明「長友さんから良いボールが来た」(サンスポ)



大迫勇也 Yuya.Osako


 キリンチャレンジ杯(5日、日本2-0パラグアイ、カシマ)国際連盟(FIFA)ランキング33位の日本は39位パラグアイに2-0で勝利した。前半にFW大迫勇也(29)=ブレーメン=らのゴールで2点を先行。後半から出場したMF久保建英(18)=マジョルカ=はクロスバー直撃のシュートを放ち、攻撃を活性化した。勢いをつけた日本は、10日にW杯カタール大会アジア2次予選初戦のミャンマー戦(ヤンゴン)に臨む。

 押しも押されもせぬ日本のエースに成長し、帰ってきた。FW大迫は1トップで先発すると、前半23分に先制ゴール。J1鹿島時代に慣れ親しんだカシマスタジアムで歓声を一身に浴びた。

 「長友さんから良いボールが来た。当てることだけ考えて打ちました」

 1月のアジア杯準決勝・イラン戦以来、通算15点目。前線で両手を広げて、DF長友から左クロスを呼び込む。相手に当たって少しコースが変わったが、慌てず左足で抑えのきいた一振り。経験と技術が凝縮された、半端ない一撃だった。

 ドイツに移籍して7季目。リーグ戦で3試合3得点と、調子はピークにある。攻撃の要だった元ドイツ代表FWクルーゼが移籍し、代表と同じ1トップとして攻撃の中心を任され、責任が増したのが好調の要因。黒子役に徹した昨季の通算3ゴールに既に並んだ。

 前回、カシマスタジアムに凱旋(がいせん)した2016年11月のオマーン戦では2得点し、約1年5カ月ぶりの代表復帰でアピールに成功。相性抜群の会場で再びゴールを決めた。

 「(鹿島は)特別なチーム。そのスタジアムで点を取れて、気分的に良い形で次に臨める」

 今でもオフには元鹿島の小笠原満男(40)や中田浩二(40)らと会い、鹿島ファミリーの一員であることを忘れない。第2の故郷で10日のミャンマー戦から始まるW杯予選に向け、最終調整を終えた。

 さあ、準備は万端だ。自身3度目のW杯出場を目指すエースは「2大会経験したけどサッカー人生で一番大きくて、全てをかけてもいい大会だと思っている」。昨年9月からの1年間、森保ジャパンでチーム最多の7得点を奪った。カタールへの案内人は、この男しかいない。 (山下幸志朗)


◆半端ない大迫弾!古巣カシマでエースの証明「長友さんから良いボールが来た」(サンスポ)




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