日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年7月26日金曜日

◆大迫勇也「ゴールはもっと取れた」 東アジア杯 豪州戦後選手コメント(スポナビ)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2013/columndtl/201307260001-spnavi

 サッカー日本代表は25日、韓国の華城で東アジアカップ第2戦となるオーストラリア代表戦に臨み、3−2で勝利した。前半に幸先良く先制し、後半に追加点を挙げた日本だったが、一時は2点差を追いつかれた。しかし、終了間際に大迫勇也がこの日2点目となる勝ち越し点を決めた。

 試合後、2得点の大迫は「もっと取れたと思うし、もっとやれたと思います。ここで終わることなくもっと続けていきたいです」と満足していない様子を見せた。また、先制点となる芸術的なゴールを決めた齋藤学は「韓国は負けられない相手なので勝ちたいですし、日本の良さを出せば勝てる相手だと思います」と次戦の韓国戦へ意気込んだ。
大迫勇也(鹿島アントラーズ)

「本当はトップでやりたい」

 本当はトップでやりたいけど、しょうがないことだし、割りきってやるしかないです。トヨ(豊田陽平)さんとは良い関係でできたかなと思います。少しミスもあったけど、次につなげる場面もあったし、もっと精度を上げていけば、もっと良いプレーができると思います。試合前に2トップでやれと言われていたけど、気を利かせてちょっと下がれとも言われていたので、正直1トップみたいな感じになりました。(ゴールは?)うれしかったけど、もっと取れたと思うし、もっとやれたと思います。ここで終わることなくもっと続けていきたいです。

勝ち越し点を含む2ゴールを決めた大迫は、「もっと決めることができた」と悔しさを口にした

豊田陽平(サガン鳥栖)

「悔しいデビュー戦になった」

 しっかり自分の“らしさ”を出したいと思っていたんですけど、結果的にゴールという形を出せなかったので、悔しいデビュー戦になりました。次こそはチャンスで仕留める。少ないチャンスでも決めるのは、鳥栖でやっていることでもあるし、そこを自分自身、次の試合までに高めていきたいと思います。ちょっとした修正だったり、メンタルの部分だったり、運も大きいと思いますし、そういったところを中2日でいいように持って行きたいと思います。

(空中戦での手ごたえは?)自分の間合いだったり、自分のタイミングで飛べたときは十分やれたので、ハイボールに関しては自信になりました。

高橋秀人(FC東京)

「限られた時間でどう協力してやるか」

 限られた時間の中で自分たちがどう協力してやるかを練習で監督から言われていたので、プレスの部分とビルドアップのところは共通認識をもってやろうとしました。戦術についても、奪うところなどのメリハリはできていたと思うし、臨機応変にピッチの中で声をかけて足を動かし続けたのは成長しているところだと思います。

工藤壮人(柏レイソル)

「最終戦は無失点、大量得点で勝ちたい」

 右サイドに入って受けて、トヨ(豊田陽平)さんに出して、トヨさんからサコ(大迫勇也)に出て、インサイドにいつ入るか、どういうタイミングもすごくつかめてきています。なので、今、サイドに開かなければならないとか、インサイドに入らなければいけないとか、使い分けは前回よりもうまくいきました。相手も間延びしていたのがあったけど、その辺は自分の中でもイメージして入れたんじゃないかと思います。中国戦もそうだけど、最後の終盤になってくると、ぼーっとしてルーズになるのはやっていて感じていました。なので、そこでしっかりやるのは途中出場のやるべき役割だと思いますし、それはしっかり反省して、最終戦は無失点、大量得点で勝ちたいなって思います。

扇原貴宏(セレッソ大阪)

「全然ダメ」

 ボランチが一枚下がって、サイドに出た片方のセンターバックが持ち出すというのは練習でもやっていたし、(鈴木)大輔くんからもすごく良いパスが出ていたので、良い形は出たと思います。自身は全然ダメ。イージーなミスもあったし、自分のところから(前線に)出すのも少なかったです。自分の特徴でもあるので、今日はもっともっとやらないといけませんでした。



齋藤学(横浜F・マリノス)
「韓国は負けられない相手」

 右サイドで受けて起点になるのは最初から言われていたので、相手のサイドバックに1対1で勝つという感じで(試合に)入りました。最初の1本目で良いドリブルができたんで、ちょっと相手を圧倒しようと思いました。ゴールのシーンはうまくバイタルエリアで前を向けて受けれたんで良かったと思います。(豪州の選手は)日本人よりはデカいんですが、遅いので、1対1はやりやすかったです。ゴール以外にあまりいいシーンがなかったので、それは反省として次にやれればいいと思います。

(優勝に向けては?)韓国は負けられない相手なので勝ちたいですし、日本の良さを出せば勝てる相手だと思います。

山田大記(ジュビロ磐田)「チームの狙いは出しやすい相手だった」

 中国戦よりも狙っているスペースは空いていたので、チームとしての狙いは出しやすい相手だったっていうのがありました。僕や(齋藤)学が中に入ったときにフリーだったので、アピールというより、そこはできて当たり前のところだと思います。受けたあとのところで、もう少し関係性が作れたり、決定的な仕事が増やせたら良かったです。前線は僕以外の3人はアタッカータイプだったので、ミーティングでも攻撃ではツートップになるべくボールを供給するよう言われたので意識しました。

山口螢(セレッソ大阪)「韓国戦はまず無失点で抑える」

 (2点差を)追いつかれたあと、みんなでやり直そうという声は出ていたし、勝てたのは良かったです。ベンチで見ていたときに、サコ(大迫)とか学(齋藤学)のところが空いていたので、入ったらそこは意識していました。最後の韓国戦では、2試合で5失点しているので、まずゼロで抑えること。出たときに自分の役割を100パーセントやり続けることが大事だと思います。

栗原勇蔵(横浜F・マリノス)「先発全員入れ替えるのは予想外」

 最終ラインを上げることを心掛けて出ましたが、周りの選手もバテてるから、そこで1人だけ上げてもしょうがないです。少し下がり気味になったけど、あの時間に失点しなくてよかったと思います。失点するまでは、すごく良い内容だったし、守備も攻撃も初めてやるチームとは思えないくらいでした。中国戦も勝っていればホントだったら今日優勝していたんだけど、次に勝って終われればもっと良い形になるかもしれませんので、韓国戦に向けてまたコンディションを整えてやれればいいと思います。

(先発全員を入れ替えたことについては?)さすがに全員入れ替えるのは予想外でした。でも、みんなモチベーションは高いし、それですごく良い内容の試合もできるわけだから、良かったと思います。急造チームだけど結果を出すか出さないかで周りの目も全然違ってくるし、勝負事だから結果が一番です。このチームで優勝して終われればいいと思います。

森脇良太(浦和レッズ)「Jとは違う体力や、神経を使った感じ」

 インターナショナルのゲームは日本の誇りや責任を背負って戦っているので、普段のJリーグとは違う体力や、神経を使った感じがします。非常に体力を消耗した感じでした。オーバーラップについては、相手を見ながら話し合って中へ行くことが有効だなと思いました。それで(相手が)ちょっと混乱してるところがあったので、そういう良さを出していけたらいいと思っていました。

鈴木大輔(柏レイソル)「前に助けられた」
 
 少し受け身になってしまったかなというのは。一人ひとりの足が止まったのもあるし、相手の中盤の選手に前を向かれて自由にさせ過ぎたかなっていうのはあります。2失点したのは、今日は前に助けられた感があります。しかし、自分たちがリードしているときに、どういうサッカーをして守り抜くか。自分たちがボールをキープするとか、いろいろあると思いますけど、そういうところを含めて直していきたいと思います。

千葉和彦(サンフレッチェ広島)「勝ったが反省の方が大きい」

 終盤の失点はもったいなかった。2−0で自分たちもいい感じで回してたところで、崩されたというよりロングボールからぐちゃぐちゃになったところでやられたので。先制点も取れましたし、自分たちの時間帯でボールを回せた時間帯もあったので、2失点はホントに悔しいです。相手がフレッシュなメンバーを入れてきて、それにうまく対応できなかったのと、体力的な部分も含めてうまく対応できなかったは課題。勝ちましたが、自分としては反省の方が大きいです。

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