日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月4日日曜日

◆【少年サッカー】鹿島、初V!8戦最多32得点!最小1失点!(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20130803-OHT1T00265.htm

 ◆報知新聞社後援 第37回全日本少年サッカー大会 ▽決勝 鹿島アントラーズ2―0名古屋グランパス(3日、愛鷹広域公園多目的競技場) 鹿島アントラーズ(茨城)が決勝で名古屋グランパス(愛知)を2―0で下し、悲願の初優勝を果たした。前半3分にMF大山晟那(せな)主将(6年)の今大会初ゴールで先制。後半16分にFW久保田慧(6年)がダメ押しの2点目を決めた。エースFW栗俣翔一(6年)が11得点で得点王。名古屋グランパスは2大会連続出場のMF田辺光平(6年)主将が才能の片りんを見せたが、無得点に終わった。

 圧倒的な強さで、鹿島アントラーズが初の頂点に立った。8試合を戦い、得点32は29の名古屋を上回り、出場48チームで最多。失点1は11年に8人制へ移行後、最少だ。「とにかくうれしい。みんなで支え合って優勝できました」。先制点を決めた大山は涙を流した。

 先発の中で最も小さな137センチの大山が、大きな仕事をやってのけた。前半3分にエリア手前の左側でFKを獲得。右足で蹴ったボールは、狙い通りゴール左隅に吸い込まれた。「GKの位置を見てニアサイドを狙いました。いい時間帯に入ってよかった」。主将としても、ひと仕事。緊張しているチームメートを見て、試合前に円陣を組んだ。いじられキャラ、FW久保田の好きな女の子の名前を挙げ「その子のために勝つぞ!」と笑わせた。からかわれた久保田も後半16分、ドリブルで相手DFを1人かわし、左足で試合を決定づける2点目を奪った。

 鉄壁の守備陣を支えたのがGK山田だ。普段はモノマネで周囲を笑わせるお調子者。6月の県予選では安定感を欠いて下級生に正GKを奪われた。「悔しかった。気合を入れて今大会に臨めたのが良かった」。献身的なプレーを取り戻し、今大会は全試合に出場。後半6分には、自身のミスから招いたゴール正面8メートルの間接FKに跳びつくなど、好セーブを連発した。

 「決勝は、全員が体を張って積極的にプレーできたので勝てた。上に行くにつれてギリギリの戦いが続き、成長して安定感が出てきた。将来、Jリーグや海外でプレーする選手になってほしい」。小谷野稔弘監督(29)は、金の卵たちを頼もしそうに見つめ、大きな夢を託した。

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