日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月7日月曜日

◆【山形】中島、ロスタイム同点弾!J2通算50ゴール「気持ちが入った」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131006-OHT1T00165.htm



 ◆J2第36節 横浜C1―1山形(6日・味の素フィールド西が丘) 山形が敵地での敗色濃厚な試合終了間際に追い付き、横浜Cと1―1で引き分けた。試合を通じサイド攻撃を有効に使って優勢に進めたが、後半15分にDF中村太亮(24)がPKを献上して失点。だが同47分、FW中島裕希(29)がJ2通算50ゴールとなる同点弾を決めた。プレーオフ出場権がかかる6位長崎との勝ち点差は6に開いたが、順位は9位に浮上。まだまだあきらめない。

 最後は泥臭くねじ込んだ。既に2分を経過していた後半ロスタイム。1点を追う山形は、ゴール前に攻め上がった。

 中島が途中出場のFW大久保のパスを正面でヘディングシュート。1度相手DFに当たり、ゴールバーにはじき返されたが、あきらめなかった。「(大久保)剛志が頑張って取り返してくれたボール。気持ちが入りました」。倒れ込みながら、こぼれ球に右足を強振。山形から駆けつけた1000人近くのサポーターの目の前で、ついにゴールネットを揺らした。

 前半から狙い通りのサイド攻撃で何度もチャンスを作り、シュートは相手の倍となる16本を放った。試合後、奥野監督が「最後の判断の部分やタイミングで、手間をかけてしまった」と課題にしたように、フィニッシュの精度を欠き、1点が遠かった。中島も「じれずに自分たちのサッカーをやり通そう」と自らに言い聞かせ、決定機を待っていた。

 背番号9は2試合ぶりとなる一発で、チーム得点王のFW林に並ぶ今季12ゴール目。J2通算50点を達成したが「まだまだ通過点だと思うので」と、勢いを緩める気持ちはない。

 この試合の前まで5差だったプレーオフ圏への勝ち点差は「6」に広がった。しかし、敗北寸前から追いついて奪った勝ち点1は、チームに勢いを与える。指揮官は「最後まで1点を求めて徹底してプレーしたからロスタイムに追いつき、もう1点と迫れた。誇りに思う」と戦う姿勢を貫いた選手をたたえた。次節の札幌戦(20日、札幌ド)こそ勝ち点3を奪い、プレーオフ出場への望みをつなぐ。

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