日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年7月24日木曜日

◆【J1:第16節 鹿島 vs 大宮】大熊清監督(大宮)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00175793.html

7月23日(水) 2014 J1リーグ戦 第16節
鹿島 2 - 2 大宮 (19:03/カシマ/8,840人)
得点者:34' ダヴィ(鹿島)、57' 家長昭博(大宮)、58' カイオ(鹿島)、68' ズラタン(大宮)
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●大熊清監督(大宮):
「このところセットプレーからの失点が多く、また(今日も)というのは残念。た だこちらもセットプレーから取ってて、向こうも悔しい思いをしていると思うので、お互いということで、我々も詰めていかないといけない。こちらも後半にセットプレーから点が入ったということは、こちらに流れをたぐり寄せていないとコーナーキックとかフリーキックは得られないので、うちがある程度主導権を握れていた時間帯もあったのかなと思う。逆に前半に対して、あれだけセットプレーとか押されるところも、前段でそれをしっかりするというところと、あのトリック(プレー)は分かっていた部分もあるので、そこの個人のところ、切り替えのところ。例えばファウルをして相手ボールになった時にかなり置いていかれた場面もあった。そこはかなり言っているが、さらに言っていかなければ。くり返しているのであれば、そこが穴になっている場面がたくさんあったので、できないのであれば選手の選考も含めて考えなければいけないくらい攻守の切り替えは大切。そこで主導権を握られている場面が多々あったので、セットプレーもそうだけど、そこを上げていかなければいけないと思います」

Q:後半途中から4バックにした意図は?
「これは難しくて、向こうは1トップ気味でなおかつ中盤も入ってくるというところで、最初は3枚、守る時は5枚で主導権を握られた。ある程度、あれだけ上手いポジションを取るボランチに持たれるのは仕方がない。前半はそういう考え方で、あるタイミングで4バックにするということはハーフタイムに伝えていた。なのでスムーズに入れたと思う。新しいメンバーも来て、両方やってきたので、いずれはどんな相手にも主導権を握るようにしていきたい。ただ特徴を出すために、たとえばメンバー交代をするときに(システムを変えるほうが)力を発揮できるメンバーがいたりするので、良い個性がチームに出るように今後も、システムという言葉じゃなくて役割を変えながら戦っていくのがいいのかなと思っています」

Q:2試合連続で、前半が低調で後半は攻勢でしたが?
「シュートゼロは予想外だったが、鹿島の中盤にある程度持たれる分には想定内だった。ただそれでいいのかというと、そういうことでもない。ムルジャに関しても足を攣っていたが、久しぶりの90分でなかなか、もっと守備とかいろんなことをやるよりもまず90分ピッチに立つために一番前に置いたりした。トップへの配球、前線での時間がないと、なかなか(後ろも)上がれない。立ち上がり10分くらいはある程度行けたが、やはり鹿島のボランチに時間を作られた時に、両サイドが引っ張られてなかなか上がれなかったのが守勢になった要因。今後、思いきって後半のようなサッカーをしていくことも含めて、冷静に考えていきたい」

Q:広島、鹿島と、大宮の力を考えると上位のチームに引き分けられたのは?
「そんなに簡単ではないことだと思うので、選手たちを誉めてやりたい反面、今の勝点や前期の戦いに満足しているわけではない。ここをもう一個超えるというのは簡単じゃないと分かっているが、ここを全員で超えること。厚い壁が少しずつ薄くなっているが、それを超える力をさらに付けることが非常に重要。今、J1の力はどこも変わらないので、一つ一つ集中力が必要なのかなとさらに今日は感じた」

Q:前節の会見で「大宮の色」とおっしゃられたが、今日はどういうところにそれが出ていましたか?
「皆さんが指摘されるように『なんで後半できるのに前半はできないんだ』というのもあるが、相手も非常に力があるし、たとえば走ることに対して今日は完璧に劣っていたかというと、そういうことはない。どんなに守勢に回っても『取り返してやろう』という姿勢ができて、足は止まらず負けてる感じもなかった。戦うところと、人が走ってボールを動かすところは、多少は後半に入って鹿島を相手にボールを動かせたという発展もあったかと思う。走るというところをどうにか前半から、例えば家長が気を使って引いてきた時に(渡邉)大剛がスペースを使っていくとか、そういうコンビネーションや立ち位置をしっかりすれば、もう少し前半から回せる。また増田が非常に冷静に途中で散らして、落ち着きをチームに与えたところも大きい。そういうメンバー構成も含めて、再度ビデオを見て冷静に判断していきたい」

以上

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