日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年9月7日日曜日

◆オレが司令塔やる!柴崎、アギーレJ初勝利へ“ポスト遠藤”名乗り(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140907/jpn14090705030002-n3.html



 チーム内からも司令塔を求める声が相次いだ。DF吉田は「ボールが中盤に入った時の攻撃のアイデアがない。ヤットさん(遠藤)がいないとそういう影響がある」と指摘。DF長友も「FW3人と中盤、サイドバックが連動しないと」と話した。右FWで先発した本田も攻撃の組み立てに課題を感じており、柴崎の起用がチームにいい影響を及ぼす可能性は高い。

 柴崎はベネズエラ戦に向け、「効果的な攻撃の構築をできるようにしたい」と頼もしい言葉も。遠藤から背番号「7」を受け継いだ若武者は、アギーレ・ジャパンの攻撃の中心を担う自覚を見せた。 (伊藤昇)

★日本代表・ゲームメーカーの系譜

 Jリーグ創生期の1993年ごろはMFラモス瑠偉が君臨、96年ごろからMF名波浩が台頭し、日本が初出場した98年フランスW杯ではMF中田英寿が攻撃の中心を担った。長く日本の攻撃陣を支え、2002年日韓、06年ドイツとW杯3大会に出場。06年は中田に加え10番をつけたMF中村俊輔も“ダブル司令塔”として活躍。その後はMF遠藤保仁が中盤の底でゲームを作る役割を担い、代表歴代最多となる146試合に出場。FW本田圭佑も台頭し、ザック・ジャパンではトップ下に固定された。アギーレ新監督となった5日のウルグアイ戦では右FWで起用され、絶対的なゲームメーカーが不在となった。

ベネズエラ

 1926年にサッカー協会設立、52年にFIFA加盟。最新のFIFAランクは29位(日本は44位)。日本との対戦成績は2分け。野球が国技で南米連盟加盟国のなかで唯一、W杯未出場だが、南米選手権では2007年に8強、11年に4強と近年、力をつけてきている。主力選手はFWのロンドン(ゼニト)、マルティネス(トリノ)。監督は7月に就任したサンビセンテ氏。

柴崎 岳(しばさき・がく)

 1992(平成4)年5月28日生まれ、22歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権で準優勝。11年に鹿島入団。同年4月の福岡戦でリーグ戦初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。同年2月にA代表に初選出(不出場)。J1今季22試合5得点、同通算100試合8得点。1メートル75、64キロ。

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