日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年9月11日木曜日

◆武藤、柴崎とNEWヒーローコンビ結成!「わかり合えた」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140911/jpn14091105040003-n1.html

 9日のベネズエラ戦で新体制1点目となるA代表初ゴールを決めた日本代表FW武藤嘉紀(22)は10日、所属するFC東京の練習に再合流。同じく初得点したMF柴崎岳(22)=鹿島=との“ホットライン”を武器に、さらなる活躍を誓った。フィーバーの中でも謙虚なニュースターは「次に結果を残さないと、すぐ(代表から)もれる」と、ブラジル戦も控える10月の国際親善試合2試合へ決意を示した。

 “フィーバー”にも、FW武藤は冷静だった。夕立の中でも、背番号14の青いユニホームを持ったファンがFC東京の小平グラウンドに集結。アギーレ・ジャパンの1号弾でニューヒーローとなった現役慶大生は丁寧にサインに応じ、照れくさそうに笑った。

 「(同僚には)ひたすら、いじられています。もう全員。やむことのない、いじられです」

 チームにはテレビ、雑誌など30件もの取材依頼が殺到。関係者は、13日の神戸戦のチケットにも「いい影響があれば」と期待した。

 だが「両親からいつも浮かれてはいけない、謙虚でいろと言われてきた」という武藤に浮ついた様子はない。「初ゴールは忘れて次に結果を残さないと、すぐ(代表から)もれてしまう」と危機感をあらわにした。

 「次」とは10月の国際親善試合2試合だ。ブラジル戦では、同い年として意識するFWネイマールとの初対決も待つ。次なる大舞台でのゴールに意識を集中させる。

 頼もしい“相棒”も見つけた。アベック弾を決めたMF柴崎とは、合宿でも積極的に対話し「岳(柴崎)の求めることを理解したし、オレのことも理解してくれたと思う。わかり合えたと思う」。ベネズエラ戦でFW本田のFKがポストを直撃した際には、柴崎から「しっかり詰めろ!」とも要求された。同じ1992年生まれ。ホットライン構築へ、遠慮のない関係性に手応えを感じている。

 「騒がれるのは好きじゃない。でも、プレッシャーに負けたくないし、そこでやればヒーローになれる。まずFC東京で結果を出すことにこだわりたい」。新星は、謙虚に貪欲に階段を上る。 (志田健)

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