日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年10月26日月曜日

◆ニューヒーロー賞の鹿島FW赤崎、ナビスコ杯決勝へ「何十年も続くアントラーズのために」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20151025/363327.html


ニューヒーロー賞を受賞した赤崎秀平


 Jリーグは25日、2015年のヤマザキナビスコカップ「ニューヒーロー賞」を、同日開催された鹿島アントラーズのイベント“オープンスタジアム2015”にてサプライズ発表。鹿島FW赤崎秀平が受賞した。

 イベント中の発表となり、赤崎は「びっくりしました」と驚きの表情を浮かべていたが、少し間を明け、取材陣の質問に答えた際は、「非常に名誉ある賞をいただくことを嬉しく思いますし、アントラーズに関わる皆さんのおかげだと思うので、感謝の気持ちしかないです」と喜びのコメント。

 決勝トーナメント4試合にコンスタントに出場し、2得点1アシストの結果を残したことなどが評価されたが、「まだ、チームが勝つためには物足りないと思いますし、一日でも早くアントラーズのエースとして活躍したいという思いがあるので、サポーターの皆さんにエースとして認めてもらえるように頑張っていきたいです」と、これからの更なる飛躍を誓う。

 過去の受賞者には長谷部誠や宇佐美貴史、原口元気といった現日本代表で活躍する選手たちもいるが、「原口は同い年(24歳)ですし、同世代、自分より年下の選手が代表で活躍していることは刺激になります。同じチームでも今まで日本を支えてきた(小笠原)満男さん、曽ヶ端(準)さんといった選手と日々練習することで自分自身が成長できていると思っているので、まずはアントラーズをしっかり優勝させてから、そういう舞台に立ちたいと思います」と、日本代表への思いも口にしつつ、所属クラブでのしっかりとしたプレーをすることが大切だと強調した。

 31日には埼玉スタジアム2002にてガンバ大阪とのナビスコ杯決勝戦を控える。「今のアントラーズは若い選手が試合にどんどん出て、新しいアントラーズを作っている最中だと思います。その中で、タイトルを取れれば、何にも代え難い自信を得られると思うので、これから何十年も続くアントラーズのために、まずは自分自身1つ目のタイトルを取りにいきたいと思います」と力強くコメントしている。

 鹿島が開催した“オープンスタジアム”は2011年3月11日に発生した東日本大震災によって被災し、主要プロ競技の本拠地施設の中で唯一3カ月にわたって公式戦開催不能の状態に陥ったカシマスタジアムが復旧したことを記念して、地域住民やファンに「戻ってきたスタジアム」を広く開放し、「スタジアムがある喜び」を共有することを目的として、同年9月に第1回が開催。

 5回目の開催となった本年度は初めて隣接の広場で鹿嶋まつりを同時開催し、1万人を超える来場者を集めた。“オープンスタジアム”ではヤマザキナビスコカップの優勝トロフィーも展示され、記念撮影に参加したサポーターにはヤマザキナビスコの商品も配布。決勝を控え、サポーターも気持ちを高めていた。

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