日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年11月13日金曜日

◆常総の子どもサッカーチーム J1鹿島の試合応援(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14472429277797

鹿島神宮の奥参道を歩く常総市のサッカーチームの子どもたち=鹿嶋市宮中

鹿嶋市宮中の同市商工会青年部(笹森清正部長)は7日、常総市のサッカー少年少女らを鹿島アントラーズの試合に招待した。招待された子どもたちと保護者は同所の鹿島神宮で必勝祈願に臨み、神向寺の県立カシマサッカースタジアムまでの約3キロを練り歩き、勝利を願って声援を送った。

同青年部は9月10日に起きた常総市の鬼怒川決壊に伴う大規模水害から約1カ月間、連日数名の部員が交代で現地入りしボランティア活動に取り組んだ。その後も支援策を考え、もともとあった今月7日の「必勝ウオーキング」イベントに今回の招待企画を盛り込んだ。

参加したのは常総市内で活動する四つのサッカーチーム。子どもと保護者175人が市商工会館前に集合し、近隣の神宮に移動して必勝祈願。ボランティア団体「鹿嶋ふるさとガイド」の案内で境内の名所を訪れながらスタジアムまで歩き、熱烈なアントラーズサポーターとともに旗を振って選手バスを出迎えた。

「バンビーノS.C.」所属で常総市立石下小4年の水木悠一朗君(10)は「いろんな人に歓迎してもらいうれしかった。皆でいっぱい声を出すので選手に頑張ってもらいたい」と話した。同市サッカー協会の山野井寿雄会長(64)は「サッカー用具が流された子どももいる。子どもたちには(水害を)忘れて楽しんでほしい」と語った。

同日はアントラーズによる県内在住の小学生は無料で入場できる設定日。青年部は10月の鹿嶋まつりで募金活動を行い、バス代や保護者のチケット代などに充てた。笹森部長(40)は「子どもたちには存分に楽しんでもらえた。携わった大人も喜んでいた。急ごしらえだったがやったかいはあった」と話した。 (小林久隆)

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