日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年6月27日月曜日

◆内田、古巣の第1S制覇に「自力で勝つのが“らしい”」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192593-192593-fl



[6.25 J1第1ステージ第17節 鹿島 2-0 福岡 カシマ]

 鹿島アントラーズでリハビリに取り組むシャルケDF内田篤人は、スタジアムで古巣の第1ステージ優勝を見届けた。

 勝利すれば自力での第1ステージ優勝が決まる鹿島は、きっちりと福岡から2-0の完封勝利を収めた。内田は「鹿島は優勝して当然というか、勝たないといけないクラブ。他力ではなく、自力で勝つのが鹿島らしい」と勝負強さを発揮したチームを称賛。

 この試合はかつてともにプレーしたMF青木剛の鹿島でのラストマッチということもあり、内田は「ショップで買おうと思っていたら売り切れていたので、無理を言って昔のユニフォームをもらいました」と青木のユニフォームを持参。青木がピッチに入る前に巻き起こった“青木コール”には「サポーターはよく言ってくれたと思いました」と白い歯を見せた。

 前日には練習に参加し、「アップの二人組を青木さんとやらせたもらった」ようだ。「最近試合に絡んでいなかったので、『監督と話するんですか?』と聞いたら、『自分の力が足りないと分かっているから、自分で乗り越えるだけだよ』って。常に自分に厳しい青木さんらしいなと感じたし、ああいう人と一緒のチームでやれてうれしかった」と先輩への感謝を示している。

 自身は昨年3月31日のウズベキスタン戦を最後に実戦から遠ざかっているが、古巣の第1ステージ優勝に刺激を受けたようで、「僕も早くグラウンドでやらないと」と早期復帰に向けてリハビリに励む。

(取材・文 折戸岳彦)

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