日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年10月1日土曜日

◆【鹿島vs大宮プレビュー】日本代表初選出の永木が先発見込み 大宮は目標達成なるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160930/498953.html?cx_cat=page1



■鹿島アントラーズ 残り試合全勝を目標に、CSを見据えた戦いを

 リーグ戦前節はアウェーのアルビレックス新潟戦で2-0と危なげなく勝利し、2連勝を飾った鹿島。残留争いまっただ中の相手に対し、前半は我慢の時間帯もあった。ただ、チーム全体でやるべきことが統一され、貫き通すことができた。負傷者の多いディフェンスラインでは、ファン・ソッコが不慣れな右サイドバックを務め上げるなど、高いチーム力を見せた試合となった。

  今節はホームに大宮アルディージャを迎える。腰痛で欠場する昌子源の穴は、日本代表に選出された植田直通が埋める見込み。リオデジャネイロ五輪後、出場機会が少なかったが、出場時間に比例してプレーの質も上がってきている。首の痛みなどで前節を欠場した伊東幸敏は先発復帰する見込み。主力2人が抜けるディフェンスラインだが、前節同様に無失点でしのぎたい。

 新潟戦では、エースの金崎夢生にゴールが生まれた。PKとは言え、サンフレッチェ広島戦以来11試合ぶりとなる得点はチームにも、本人にも勢いをもたらすだろう。さらに日本代表に初選出され、この試合で先発見込みの永木亮太もチームの3連勝へ向けて気持ちも乗っている。

 2ndステージは残り4試合となり、チャンピオンシップに向けてチーム状態を上げていきたい鹿島。石井正忠監督はミーティングで残り4戦全勝を目標に掲げ、ステージを締めくくるつもりだ。(totoONE編集部)

■大宮アルディージャ 7戦無敗と好調キープ、横谷復帰でさらなる躍進へ

 リーグ戦前節のサガン鳥栖戦では、前半の早い時間帯にPKを与えて失点を喫したものの、その後は相手を攻め続けた。58分にCKの流れから家長昭博がゴールを決めて、同点に追いついたが、その後は相手GKの好守もあり、逆転はできなかった。

 今季初の3連勝とはならなかったが、7試合連続無敗、家長はクラブ史上初となる日本人選手によるシーズン2桁得点を達成している。勝ち点48を目指してシーズン開幕を迎えたチームは、その目標まで勝ち点「1」に迫っている。今季、大宮は7勝4分4敗とアウェーでも決して悪くない成績を残しており、今節でもその目標を成し遂げる可能性は十分だ。

 ポジティブな要素としては、横谷繁が出場停止から戻ってくること。中盤でパスを供給して好機を演出するだけでなく、球際でアグレッシブに戦える男の復帰は攻守両面で大きい。

 今節の対戦相手である鹿島とは、すでに今季2度対戦して1勝1分と負けていない。しかし、引き分けたリーグ戦の試合は内容的に完敗であり、勝利したナビスコ杯(現ルヴァン杯)の試合も相手は敗退が決まった後でメンバーを落としていた。

 鹿島はホームで1試合平均1.8ゴールを挙げている。大宮としては、アウェーでの平均失点0.9点という堅い守りで対抗したい。ただし、河本裕之は29日の練習を回避しており、累積警告で出場停止だった前節に続き、欠場することが決定的だ。鳥栖戦は攻撃する時間が長く、山越康平は良いフィードを出す場面もあったが、今節ではより守備力が問われることになるだろう。(totoONE編集部)

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