日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月16日土曜日

◆北ミサイルで男子ゴルフ中断 不安、困惑…また日本上空を通過(スポニチ)





 北朝鮮は日本時間15日午前6時57分ごろ、首都平壌から弾道ミサイル1発を東北東方向に発射した。北海道上空を通過し、襟裳岬の東約2200キロの太平洋に落下。飛行距離は過去最長の約3700キロに達し、標的とされる米領グアムに届く射程を実証した。北海道北広島市で開催中の男子ゴルフツアー、ANAオープンが約40分間中断されるなど、国内に緊張が走った。

 ANAオープン第2日は開始直後の午前7時から、40分間の中断で水を差された。小平智、池田勇太、宮里優作、尾崎将司らが参加する大会。選手やギャラリーらは関係者の誘導でクラブハウスに避難。主管の日本ゴルフツアー機構と大会主催者が対応マニュアルを用意しており、混乱はなかった。

 インの10番スタ―トだった池村寛世は同組の2人が打った後、第1打の前に警報が鳴り響き、そのままクラブハウスに引き揚げた。「まさかのタイミング。本当にびっくりしました」。Jアラートで競技が中断するのは初めて。選手会長の宮里は「試合がなくならないか心配しました。何とかならないですかね」と話した。

 サッカーJ1鹿島の拠点がある茨城県鹿嶋市でも、防災行政無線が鳴り響いた。大岩剛監督は「クラブハウスの監督室にいたが、びっくりした。朝7時は選手が動きだす時間帯。選手の身の安全を確保しないと」と語った。緊急時には、マネジャーがメールで選手の安全確認を行う態勢を整えているという。

 札幌市営地下鉄では「ミサイル発射のためダイヤが乱れています」との車内放送が流れ、通勤中の人々らに緊張が走った。JR札幌駅を利用していた札幌市の会社員木村綾子さん(38)は「とにかく怖い。次は本当に日本の領土内に落ちるのではないか」と不安げな表情を見せた。

北ミサイルで男子ゴルフ中断 不安、困惑…また日本上空を通過

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