日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年10月20日土曜日

◆赤と赤の上位決戦 浦和、公式戦6連敗中の鹿島攻略なるか?ACL出場権が懸かる大一番(サンスポ)




 明治安田生命J1リーグは19日から21日にかけて、第30節の9試合を開催する。埼玉スタジアム2002では、6位・浦和レッズと3位・鹿島アントラーズが対戦。その差はわずかに4ポイント。来季ACL出場権を目指す両チームが、火花散らす戦いを繰り広げる。

 浦和は前節、アウェイでベガルタ仙台と1-1で引き分け、連勝が3でストップしたものの4試合無敗を継続。ACL出場圏との勝ち点差を4としている。今節鹿島に勝利すれば、その差は1ポイントに迫り、よりくっきりと3位の座が見えてくる。オズワルド・オリヴェイラ監督はどんな策で宿敵との大一番に臨むのだろうか。

■オリヴェイラ「いつも通りの戦い方をする」

 鹿島戦に向けては、右ウィングバックの橋岡大樹がインドネシアで行われているAFC・U-19選手権に参加しているため、欠場する。その橋岡の代役には森脇良太が務める見込みだ。森脇は8月15日の第22節・ジュビロ磐田戦以来出場していないが、その磐田戦ではいぶし銀の活躍を見せた。

 「橋岡の良いところもありますけど、また違った良いところが森脇にはある」と、興梠慎三が語ったように、森脇は効果的なサイドチェンジに加えて、積極的な中への切り込み、中盤や前線との絶妙なコンビネーションで攻撃に多様性をもたらした。推進力という意味では橋岡に分があるが、連携面では森脇も負けていない。常に闘志をむき出しにするベテランの働きに注目だ。

 さらに、仙台戦で後半に負傷交代した青木拓矢の状態だが、すでに全体練習には合流しており、出場は濃厚となった。

 そして、浦和の公式サイトでは19日に行われたオズワルド・オリヴェイラ監督の定例会見を掲載。指揮官は「いつも通りの戦い方をする」と、鹿島戦だからといって特別な準備をして臨むわけではないと強調。

 さらに指揮官は「コンパクトに保ってプレスを掛けること」を選手に求め続けており、「相手にそのラインの間のスペースを使わせないということ。同時にその形を保つことができれば、ボールを奪った後にカウンターを仕掛けやすくなる」と、しっかりとした守備からの攻撃へのシフトチェンジを選手に意識させている。

 攻撃面では「ゴール前に人数をかけることで勝利につながっている」と指揮官が語るように、柏木陽介、長澤和輝、青木拓矢の3ボランチが積極的に前線を追い越す分厚い攻撃を実現したい。

■鹿島戦は公式戦6連敗中

 対鹿島戦は公式戦6連敗中で、リーグ戦でも現在3連敗を喫している。リーグでの通算対戦成績でも16勝9分30敗と大きく負け越しており、データサイト『Opta』によると、浦和がリーグで最も敗れているのが鹿島というデータがある。

 オリヴェイラ監督は「鹿島は好調だと思う。ACLでも過去最高の地点まで来ているし、先日の横浜F・マリノス戦まですべての大会でまだ可能性を残していたチームだった」と警戒しながらも、「6連敗したら、そろそろ勝ってもいい時期。明日それを変えよう」と必勝を誓った。

 2007年から5シーズンに渡り、鹿島で指揮を執ったオリヴェイラ監督にとっては古巣との一番であり、現在鹿島を率いる大岩剛監督とは師弟対決になる。「我々の高いパフォーマンスが要求させる試合。勝ちたければ必ずいいプレーをすることが必要。それは私たちにとってモチベーションになる」。無敗対決を制するのは果たしてどちらの“赤”か。激戦必至の一戦は、20日16時に埼玉スタジアム2002でキックオフする。


■J1第30節 試合日程

10/19(金)
 19:30 柏vs名古屋(三協F柏)

 10/20(土)
 14:00 仙台vs鳥栖(ユアスタ)
 14:00 清水vs広島(アイスタ)
 15:00 G大阪vs横浜FM(吹田S)
 16:00 浦和vs鹿島(埼玉)
 16:00 湘南vs札幌(BMWス)
 19:00 FC東京vsC大阪(味スタ)
 19:00 川崎Fvs神戸(等々力)

 10/21(日)
 16:00 長崎vs磐田(トラスタ)


◆赤と赤の上位決戦 浦和、公式戦6連敗中の鹿島攻略なるか?ACL出場権が懸かる大一番(サンスポ)


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