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◆ACL▽準々決勝第2戦 鹿島1―1広州恒大(2戦合計1―1、18日・カシマスタジアム)
大会連覇を狙う鹿島は、3度目の優勝を狙う広州恒大と1―1で引き分け、2戦合計1―1としたがアウェーゴール差で敗退が決まった。前半40分に不用意なCKから失点。後半は猛攻を見せMFセルジーニョのゴールで1点を返したが、17年大会に続きまたも広州恒大の前に屈した。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【4・5】交代3枚のメンツは理にかなってはいるが、事実としてカードを切るたびに停滞。流れが途切れた今、天皇杯マリノス戦は生きるか死ぬかの本当の大一番
GKクォンスンテ【6・0】失点シーンはノーチャンス。2戦1失点とGKとしての責務は全う
DF小泉慶【6・0】対人守備は8・0。代わりは見つからない。クロス精度は4・0。代わりはいくらでもいる
DFチョンスンヒョン【6・0】守備時のヘディングの強さはチーム一。キックは乱れ攻撃面では貢献できず
DF犬飼智也【6・0】被シュート5本に封じるなど素早いカバーリングで奮闘。赤点要素なし
DF町田浩樹【4・5】振り切られたCKシーンだけでなく、あらゆる局面で対応が後手。ミスがミスを呼ぶ
MF永木亮太【4・5】精度も感覚も欠く。三竿は長期離脱。やってもらわなきゃ困る
MFレオシルバ【5・5】守護神激怒のもたもたCK献上から失点。得点演出など攻撃面では貢献大だったが…。最後のシーンは相手を褒めるべき
MFセルジーニョ【6・0】1Gも惜しいバイシクルやバー直撃ミドルなどあと一歩続き。彼のシュート精度に文句を言える日本人はおらずそこを嘆いても意味はないが
MF名古新太郎【6・5】切れ味鋭い突破で好機演出。サイドハーフに置くとプレースタイルが安部裕葵化する
FW土居聖真【5・5】特に後半はいい位置でボールを受けて攻撃の流れを作ったがシュート3本は空砲
FW伊藤翔【5・0】特定選手への猛プレスも後ろが続かず。攻撃時は迫力不足
MF相馬勇紀【5・0】後半24分IN。「誠実・献身・尊重」の意味を理解すべき。事実上のビハインドの展開だからこそ
FW上田綺世【5・0】後半27分IN。流れを止める不要ファールに若さ
MF山口一真【―】後半36分IN。目を疑うほどの消極性。出場時間短く採点なし
アフメド・アルカフ主審【5・5】90分でファール41回はかなり多いが、6枚のイエローカードである意味バランスはとれていた
※平均は5・5~6・0。
◆【鹿島】採点&寸評 連覇の夢散る…後半猛攻も1点止まりでアウェーゴール差敗退(報知)