Jリーグ・鹿島アントラーズのユースコーチ・柳沢敦氏がクラブ公式SNSを通じてファン・サポーターにメッセージを伝えた。/国内サッカー
新型コロナウイルスは収束の気配を見せていない。Jリーグの再開スケジュールは現在白紙となっており、15日に行われた第2回臨時理事会では大幅な日程再編の可能性も示唆された。各クラブも活動を休止し、選手やスタッフも外出自粛の日々が続いている。
そんな状況下ではあるが、鹿島アントラーズでは「#いまできることをみんなで」をテーマに様々な企画を発信し、その一つとしてクラブレジェンドのメッセージとプレ―動画を公式SNSを通じてファン・サポーターに届けている。これまで、ジーコテクニカルダイレクター、Jリーグ草創期に幾多のゴールを決め、現在は母国ブラジルで農場を経営するアルシンド氏、中田浩二C.R.Oといったクラブレジェンドたちが登場し、外出自粛や感染予防を呼び掛けた。
19日には、元日本代表で現在は鹿島ユースでコーチを務める柳沢敦氏が登場。自宅から「感染拡大を防ぐためにも、不要な外出を避け、マスクの着用、手洗い・うがいを徹底して対策していきましょう」とメッセージを送った。
鹿島のトップチームは今月7日から19日までの活動休止を発表していたが、政府から発令された緊急事態宣言などを踏まえて5月6日までの延長を決定。5月7日以降の活動については、政府見解や社会情勢、感染症の発生状況を考慮しながら対応を検討し、変更がある場合は決まり次第発表するとしている。
柳沢氏はクラブの活動休止以降、「やってみたかったうどん作り」を家族でトライしたという。出来は今一つだったそうだが、これにめげず今度は「そば作りにも挑戦したい」と意欲を燃やす。そして最後に「不安もいっぱいあると思いますが、ご家庭でいろいろな工夫をしながらこのコロナウイルスに勝てるように、みんなで頑張っていきましょう」と訴えた。
先が見通せない状況ではあるが、クラブは「#いまできることをみんなで」進めていく。
柳沢ユースコーチからファン・サポーターの皆さんへ!#antlers #kashima #柳沢敦— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) April 19, 2020
自宅での過ごし方などのメッセージとともに、現役時代のゴール集もお届けいたします!#いまできることをみんなで#StayHome
もっとゴールを見たい方は、YouTube公式チャンネルで!https://t.co/lKkqaGmcIO pic.twitter.com/RoIb46pZbt
◆【動画】鹿島アントラーズ、柳沢敦ユースコーチが自宅から呼びかけ。今トライしていることは…(GOAL)