日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2022年5月29日日曜日

◆大宮・相馬新監督の初陣はドローも手応え十分「気合い、覚悟は見せられた」(報知)






◆明治安田生命J2リーグ▽第19節 東京V1―1大宮(5月28日、味の素スタジアム)

 大宮は、敵地で東京Vと1―1で引き分けた。相馬直樹監督(50)の初陣を白星で飾れなかったが、後半は相手を圧倒し、手応えをつかんだ。

 大宮は26日に霜田正浩前監督(55)を成績不振で解任。鹿島や川崎を指揮した経験を持つ相馬監督を新しい指揮官に迎え入れた。準備期間はわずか2日。「短い期間の中で守備しか整えることができなかった」というが、ベンチ外が続いていたDF山田とFW奥抜を先発に抜てき。4―4―2で臨んだ。

 前半は東京Vに押される展開となった。27分には自陣で相手にパスを奪われ、MF石浦にプロ初ゴールとなる先制点を奪われた。それでも指揮官は「相手にボールを持たれている時間は長かったが、崩されてはいなかった。攻撃のミスから後手を踏んだ。1失点で折り返せて良かった」と後半に臨んだ。

 後半に入ると、相馬カラーが見えた。前線からのプレスのかけ方を修正すると、前半とは打って変わって大宮が攻勢に試合を進める。実ったのは13分。右サイドを抜け出したFW河田が、ゴール前へ早めにクロス。これを受けたFW奥抜が冷静にDFをかわし、右足で流し込んだ。8試合ぶりの先発となった奥抜は「メンタル落ちる時期もありましたけど、コーチ陣が声をかけてくれた。山くん(山田)も一緒に頑張ってきたので、ゴールにつながってよかったです」と振り返った。

 その後も大宮の攻勢が続いた。後半32分にはドリブルでペナルティーエリア左を抜け出してMF小島が左足のシュートを放ったが、バーを直撃。同33分には途中出場のMF泉沢がゴール前で絶好機を迎えたが、左足のシュートはGKに防がれた。そのまま勝ち越しまでは至らず、ドローで試合を終えた。

 初陣を振り返った相馬監督は「気合い、覚悟は見せられた」とチームをたたえた。その上で「後半は追いついたけど、あれだけのチャンスを作ったのなら、ひっくり返さないといけない。結果に変えていくために、今後選手たちとやっていきたい」と巻き返しを誓った。





◆大宮・相馬新監督の初陣はドローも手応え十分「気合い、覚悟は見せられた」(報知)


Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事