日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年8月7日日曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島0-2広島|2得点に絡んだエゼキエウがMOM。鈴木は失点につながる痛恨のパスミス(サッカーダイジェスト)






鹿島――リーグでの連敗は今季初


[J1第24節]鹿島0-2広島/8月6日/県立カシマサッカースタジアム

【鹿島|採点】
スタメン)
GK
クォン・スンテ 5.5
DF
常本佳吾 6
三竿健斗 6
キム・ミンテ 5.5(88分OUT)
広瀬陸斗 6(88分OUT)
MF
樋口雄太 5.5(74分OUT)
ディエゴ・ピトゥカ 5.5(70分OUT)
和泉竜司 6
アルトゥール・カイキ5.5(70分OUT)
FW
エヴェラウド 5
鈴木優磨 6

途中出場)
MF
仲間隼斗 5.5(70分IN)
MF
舩橋 佑 5.5(70分IN)
MF
土居聖真 5.5(74分IN)
DF
安西幸輝 -(88分IN)
DF
関川郁万 -(88分IN)

監督)
レネ・ヴァイラー 5


【鹿島|寸評】
 0-2で完敗を喫した前節・横浜戦のネガティブなイメージを振り払うべく、立ち上がりから気迫のこもった戦いを見せた。先手を取るチャンスは何度かあったものの、そこで決めきれず、アディショナルタイムを含め、残り10分ほどで痛恨の2失点。リーグでの連敗は今季初。優勝戦線から大きく後退してしまった。

 選手個々は確かに奮闘するもチーム全体としてかみ合わず、あちこちでため息が漏れた。右に、左に動き回り、好機を作り出すだけではなく、左SBの広瀬からのクロスに飛び込むなど、MOM級のプレーを披露していた鈴木がよりによって2失点目のきっかけとなるパスミスをしてしまったのは皮肉としか言いようがない。エヴェラウドはボールロストが多く、攻撃の推進力を促すような起点になりきれなかった。試合終盤にCBの三竿を最前線に上げ、3バックにシステム変更。ヴァイラー監督の指示の下、スクランブル態勢でゴールを目ざしたが、結実しなかった。





広島――リーグでは5試合ぶりの白星

 
[J1第24節]鹿島0-2広島/8月6日/県立カシマサッカースタジアム

【広島|採点】
スタメン)
GK
大迫敬介 6
DF
塩谷 司 5.5
荒木隼人 5.5
佐々木翔 6
MF
藤井智也 6(73分OUT)
野津田岳人 6.5
松本泰志 6
柏 好文 5.5(83分OUT)
森島 司 6(73分OUT)
満田 誠 6.5(90+6分OUT)
FW
ナッシム・ベン・カリファ 5.5(HT OUT)

途中出場)
FW
ドウグラス・ヴィエイラ 6(HT IN)
DF
野上結貴6.5(73分IN)
MF
エゼキエウ 7(73分IN)【MAN OF THE MATCH】
MF
川村拓夢 6.5(83分IN)
MF
柴﨑晃誠 -(90+6分IN)

監督)
ミヒャエル・スキッベ 6.5


【広島|寸評】
 3日前のルヴァンカップとまったく同じスタメンで臨んだ。「良い内容で勝っていたので、その勢いと流れを優先した」と、スキッベ監督は説明。交代出場のメンバーたちが次々に得点に絡むなど、チーム一丸となって勝利を手繰り寄せた。リーグでは5試合ぶりの白星となった。

 73分から登場したエゼキエウが川村の先制点の起点となっただけでなく、後半のアディショナルタイムに追加点をゲット。相手2人に目の前に立たれ、行く手を阻まれながらも、その間を一瞬にして射抜いた。先制点をマークした川村にとっては、これが嬉しいJ1初ゴール。交代出場からわずか1分後に歓喜の瞬間が訪れた。陰のMOMは野津田だろう。3バックの前にポジションを取りながら、ボールを散らしたり、セカンドボールを素早く回収するなど、攻守にわたってチームを引き締めた。その熟練ぶりが目を引いた。5枚の交代カードをフル活用し、プレー強度を低下させないどころか、むしろ終盤に向けてギアが上がっていくような指揮官のゲームマネジメントも光った。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部







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