日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年12月12日月曜日

◆内田篤人さん「W杯出たいと夢を持つ子供増えれば」未就学児と交流イベント Jリーグへの思いも(ニッカン)









サッカー元日本代表の内田篤人氏(34)が11日、茨城・カシマスタジアムでJFAユニクロサッカーキッズのイベントに参加した。同イベントは今年が20年目で、のべ29万人が参加してきた。ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表のMF久保建英(21=Rソシエダード)も5歳の時にユニクロサッカーキッズのイベントに参加していた。

6歳以下の未就学児とプレーした内田氏は「サッカーもどっちに攻めたらいいか分かっていない子も多いから。すごくかわいいですね」と交流を楽しんだ。

W杯カタール大会で、日本は1次リーグでドイツ、スペインの強豪国に勝利したが、決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗れた。日本代表の主将のDF吉田麻也は「僕たちの姿を見てW杯に出たいと夢を持つ子供が増えれば」と期待を寄せている。内田氏も「W杯は多分、お父さんお母さんも見ているし、子供たちも感じてることがあると思う。僕も幼稚園からサッカーをやってますけど、(夢に向かう)第1歩になればいいなと。これを機に、プレーするのもそうですが、Jリーグの試合を見に行ってほしい」と思いを語った。

内田氏は現役時代、ドイツ1部シャルケなどでプレーし欧州チャンピオンズリーグにも出場。そのころは「日本のサッカーと欧州のサッカーは別もの」と印象を語っていた。だが、時を経て、ベスト16の壁は超えられなかったが、少しずつ、W杯で結果が出ているのも事実だ。内田氏は「日本の選手も欧州で活躍する選手が増えてきた。対戦相手にチームメートもいますから、そんなにビックリするレベルではないと思います。でも、なかなかベスト16の壁は破れない。そこには足りない何かがあるのかなと。そこは選手がどう感じているのか。4年後は楽しみですけどね」と期待を寄せた。

W杯カタール大会は4強がそろった。クロアチア、モロッコと堅守のチームが躍進している。内田氏は「今大会は準備期間が少ないので、どうしてもコンビ、コンディションもバラバラで難しいのかなと。守備は裏切らないとよく言いますけど、そんな感じですよね。ボールを支配するのが大事かもしれない。両方できればいいですよね」と分析していた。



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