日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年10月23日木曜日

◆内田“我慢の守備”で1勝貢献「前に行こうとは思ったけど…」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/10/23/kiji/K20141023009149630.html



 欧州CL1次リーグは8試合が行われ、シャルケのDF内田篤人(26)はホームのスポルティング(ポルトガル)戦に右サイドバック(SB)でフル出場し、4―3の勝利に貢献した。チームは勝ち点を5に伸ばし、G組2位をキープ。スポルティングの日本代表FW田中順也(27)はベンチ外だった。

 壮絶な打ち合いを制した。内田は得点に絡まなかったが、守備で貢献する場面が目立った。前半7分には相手FWナニからボールを奪って、出はなをくじいた。「切れが命の選手は最初に乗せると後々、響いてくるからね」。前半32分に相手選手の退場で数的優位に立ちながら苦しんだが、競り勝った試合後はしてやったりの表情を見せた。

 反省点は後半19分の失点。内田の背後を突いたカリージョを止めきれなかった。裏を取らせてから奪いにいくという駆け引きに出たが、ボールはゴール前にこぼれ、結果的に味方の反則でPKを取られた。「あれは俺のミス。ちょっと欲が出たね」と振り返った。

 18日から指揮を執るディマッテオ監督は攻守のバランスを重視する。「それは(前日本代表監督の)ザックさんと似ている。何回も前に行こうと思ったけど(監督に)止められる。ベンチ前、あそこは関所だね」と笑う。だが、勝利のためなら守備にも徹する。11月にホンジュラス、オーストラリアとの対戦を控える日本代表への復帰も決定的。今季は右膝負傷で出遅れたが、存在感は増すばかりだ。

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