日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月3日日曜日

◆鹿島、2ndステージは黒星発進…今季最多の3失点でG大阪に逆転負け(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160702/463831.html



 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第1節が2日に行われ、鹿島アントラーズとガンバ大阪が対戦した。

 鹿島がファーストステージ優勝を飾ってから1週間、早くもセカンドステージが幕を開ける。年間優勝に向け、ホームで迎える初戦で勝ち点3がほしい鹿島だが、攻撃の中心である金崎夢生とカイオがメンバー外となり、赤崎秀平と土居聖真がツートップ、左サイドに中村充孝が入った。

 一方のG大阪は宇佐美貴史がアウクスブルクへ移籍。エースが抜けて迎える最初の試合でいきなり強敵が相手となったが、6位に終わったファーストステージの巻き返しを図るべく、敵地で白星を目指す。主に宇佐美が務めていた左サイドには大森晃太郎が抜擢され、最前線にはアデミウソンが起用された。

 最初にチャンスを作ったのは鹿島。9分、右サイドの遠藤康からスルーパスを受けたエリア内右の赤崎が左足でシュートを放つ。ボールは枠の左上を捉えたが、ここはGK東口順昭が好セーブで凌いだ。対するG大阪は15分、左からのCKをショートでつなぎ、遠藤保仁が右足でクロス。ゴール前のアデミウソンがヘディングで合わせたが、シュートはGKの正面を突いた。

 試合が動いたのは23分。左サイドから攻撃を仕掛けた鹿島は、山本脩斗がドリブルでDFをかわしてグラウンダーのクロスを供給。ニアサイドに走り込んだ赤崎が左足ダイレクトでゴール左下に流し込んだ。

 だが、G大阪もすぐさま反撃に出る。26分、右サイドから阿部浩之がエリア内左にパスを送ると、大森が右足ダイレクトでシュート。これがゴール左に決まり、試合は振り出しに戻った。

 その後はお互いに決定機を作ることができず、1-1のまま前半を折り返す。

 後半に入り55分、G大坂は高い位置でボールを奪った大森からパスを受けたアデミウソンが、エリア手前中央からミドルシュート。しかしここはDFに当たり、枠の右へ外れてしまった。すると、やや攻勢を強めていたG大阪が60分に逆転ゴールを奪う。遠藤保仁が蹴った右CKを、ファーサイドでフリーとなっていた今野泰幸がヘディングでゴール左隅に決めた。

 リードを得たG大阪は63分、カウンターでエリア内左に抜け出した大森が決定機を迎えたが、右足で放ったシュートはわずかにゴール右へ逸れ、追加点とはならない。直後の64分、鹿島は赤﨑に代えて鈴木優磨をピッチへ送り出す。一方のG大阪は68分、大森との交代で井手口陽介が投入された。

 73分、左CKを得たG大阪は遠藤保仁がゴール前に蹴り込むと、ニアサイドの金正也が頭で合わせる。これがゴール右隅に吸い込まれ、リードが2点に広がった。

 G大阪は86分、エリア手前左の好位置でFKを獲得すると、遠藤保仁が直接狙ったが、枠の左を捉えたシュートはGK曽ヶ端準に阻まれた。それでも鹿島に反撃を許すことなく、試合はこのまま3-1で終了。G大阪が逆転勝利を収め、今季最多の3失点を喫した鹿島はセカンドステージ黒星発進となった。

 次節、鹿島は9日に敵地でサンフレッチェ広島と、G大阪は同日にホームでベガルタ仙台と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-3 ガンバ大阪

【得点者】
1-0 23分 赤崎秀平(鹿島)
1-1 26分 大森晃太郎(G大阪)
1-2 60分 今野泰幸(G大阪)
1-3 73分 金正也(G大阪)

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