日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月3日日曜日

◆【鹿島】第1S王者が今季ワースト失点黒星発進(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160702-OHT1T50189.html



 ◆明治安田生命Jリーグ J1第2ステージ第1節 鹿島1―3G大阪(2日・カシマスタジアム)

 第2ステージ(S)が開幕。第1Sを制した鹿島は日本代表FW金崎夢生(27)が体調不良で欠場し、ホームでG大阪に1―3で逆転負けした。

 前期王者の鹿島が開幕戦でつまずいた。今季ワーストの3失点で逆転負け。MF遠藤は「1点取って、選手からも(勝てるという)甘さが出ていた」と苦い表情。DF昌子も「ただ単に甘かった。第1Sと第2Sの切り替えができていなかった」と唇をかんだ。第1S優勝で笑顔が咲いた福岡戦(6月25日・カシマ)から1週間。カシマは完敗の悔しさに包まれた。

 チームは2日のオフを挟み、6月28日に練習を再開した。DF植田が第1S優勝を「通過点」と断言し、MF小笠原も「先がある」と強調。年間勝ち点1位、チャンピオンシップを勝って年間王者へ―。最終目標の達成まで慢心を排除するはずが、後半には集中や意識が大事とされるCKから立て続けに2失点。石井監督も「タイトにマークできなかった」と指摘した。

 攻撃の核を欠いた影響もあった。MFカイオがアルアイン(UAE)との契約準備で出国。チーム3位の5得点(16試合)を挙げるアタッカーが不在だった。さらに、エースFW金崎も足の打撲と体調不良で欠場。表裏一体の攻守に与える影響は少なくなかった。

 石井正忠監督(49)がミーティングで呼びかけた「(第2Sは)全勝優勝しよう」という目標は初戦でついえた。ただ、昌子が「今週の紅白戦ではサブ組に点を入れられた。練習からも厳しく」と気を引き締めるように、本当の意味で切り替えるきっかけになれば、この完敗は良薬になる。

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