日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年2月3日金曜日

◆鹿島の新「9番」優磨が3戦3発!柴崎抜けても“世界2位”の強さ健在(サンスポ)


ゴールを決め笑顔を見せる鹿島・鈴木=三ツ沢公園陸上競技場(撮影・長尾みなみ)

 Jリーグ・DAZNニューイヤー・カップ宮崎ラウンド第1日(2日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場)昨季J1王者の鹿島が、J2長崎を2-0で下した。今季からエース番号「9」を背負うFW鈴木優磨(20)が、海外での試合も含め、プレシーズンマッチ3戦3発となる先制点をマーク。元日本代表FW金崎夢生(27)も1ゴールするなど、司令塔役のMF柴崎岳(24)=テネリフェ=が抜けた穴を感じさせない盤石ぶりをアピールした。

長崎戦で競り合う鹿島のレオシルバ(左)=KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場

 今年は俺の番だ! 昨年12月のクラブW杯で得点後の“ロナウドポーズ”でブレーク。かつてFW大迫、鈴木隆らがつけた鹿島の「9番」を今季から背負うFW鈴木が、名刺代わりの一発をたたき込んだ。

 「相手がいいところに落としてくれた。うまく決められた」

 本職はFWだが、この日は左MFとして先発。前半15分、左サイドを攻め上がり、最後は相手DFに当たったボールを冷静にゴール右隅に突き刺した。1月のタイでの試合も含め、プレシーズンマッチ3戦3発。好調ぶりを宮崎でも継続した。

 これに奮起したのが、FW金崎だ。後半21分に右足で追加点。昨季のリーグ戦で30試合10得点、年間王者を決めるチャンピオンシップで3戦3発を決めた本来のエースが貫禄をみせた。普段は仲のいい“師弟関係”の2人だが、今季は定位置を争う強力なライバル。金崎が冗談交じりに「あいつを潰す!」と宣戦布告すると、鈴木は「(最近は)いつも言ってくれるから」とサラリ。昨季31試合で8得点だった鈴木が、『上から目線』で軽く受け流した。

長崎戦で競り合う鹿島・ペドロジュニオール(中央)=KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場

 この日はJ2相手ということもあってかポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)をまねたお決まりのパフォーマンスを封印。これにも鈴木は「タイミングがきたらやる」ともったいぶった。MF柴崎が移籍した穴を感じさせない攻撃力。“ロナウド優磨”が連覇を目指すチームをさらに活性化させる。 (一色伸裕)

鈴木 優磨(すずき・ゆうま)
 1996(平成8)年4月26日生まれ、20歳。千葉・銚子市出身。小1でサッカーを始め、鹿島ジュニアユース、ユースでプレー。2014年に2種登録され、15年にトップチーム昇格。同年9月のG大阪戦でJ1リーグ戦初出場初得点。16年U-23アジア選手権予備登録メンバー。J1昨季31試合8得点、同通算38試合10得点。1メートル82、75キロ。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170203/jle17020305030003-n1.html


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