ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が、ブンデスリーガ開幕を前に注目を集めている。練習場での様子をドイツ誌『Kicker』日本語版が23日に伝えた。
先日、マネージャーを務めるフランク・バウマン氏からヘディングでの得点嗅覚について「空中戦の野獣」と表現された大迫。今シーズン最初の公式戦となったDFBポカール初戦やビジャレアルとのテストマッチにおいて、空中戦という新たな武器を身に着けた印象を与えている同選手だが、「まぐれですよ。素晴らしいセンタリングを上げてもらったというのもあります」と謙虚に返答したという。
ブレーメンは25日、ブンデスリーガ開幕戦でハノーファーと対戦。FW浅野拓磨、MF原口元気が所属するクラブとの激突ということで、日本からもメディアが駆け付ける予定となっているなど、大いに注目を集めているようだ。大迫は「僕がたくさんの得点を決めて、そしてブレーメンが勝利を重ねていけば、日本からもっと多くのメディアが来てくれて、ブレーメンの人気が高まっていくと思います」とコメントしている。
また同誌は、21日の練習後にはファンから日本のインスタントラーメンを贈られたエピソードも紹介。大迫は苦笑いを浮かべながら「あまり活用はできないんですよね」と明かしたという。まだブレーメンでの住まいが未定で、現在はホテル暮らしの日々を過ごしているため、「料理も何もできない状況」なのだ。しかしプレーの面に関しては、順調にチームに溶け込んでいると言えるだろう。
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◆大迫勇也、ファンから日本の即席麺を贈られるも…苦笑いの理由とは?(サッカーキング)