サッカー元日本代表の中田浩二さん(39)が十一日、小松市こまつドームで「夢への挑戦」と題して講演し、市内外の小学生や保護者ら二百五十人が参加した。
小松青年会議所が主催。中田さんは高校時代の苦しい練習や、フランスなど海外でプレーした経験を熱く語った。現在は鹿島アントラーズでスポンサー交渉などをするクラブ・リレーションズ・オフィサーを務め、「飛び込んでみないと分からないことは多い。夢を持って挑戦して」と呼び掛け、「いずれは(Jリーグの)チェアマンになりたい」と自身の夢も語った。
続いてサッカークリニックがあり、子どもたちとドリブルやパス練習をして交流した。同市苗代小六年の早松拓郎君(11)は「サッカーのチームや他の仲間とのコミュニケーションを大切にしていこうと思った」と話した。 (竹内なぎ)
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◆「夢を持って挑戦して」 サッカー元代表 中田浩二さん講演(中日新聞)