サッカー・アジア杯1次リーグF組(13日、オマーン0-1日本、アブダビ)決勝トーナメント進出を決め、最低限の結果は出した。ただ、試合後にMF原口が「物足りなかった」とコメントしたことがすべて。決定力に課題が残った。
気になったのはFW北川だ。試合から消えていた。パスの出し手とタイミングがまったく合っていない。これでは北川にパスが出なくなる。最初からFW武藤でもよかったのではないか。改めてFW大迫の重要性を認識させられた。
若手に経験を積ませるのはいいことだ。MF堂安、MF南野、DF冨安らは貴重なアウェー戦を体感している。ただ、決勝Tは一発勝負。アジアのトップクラスとの対戦では、この内容では勝たせてくれないだろう。ウズベキスタンとの1次リーグ最終戦は、決勝Tに弾みがつくような戦いを見せてほしい。(サンケイスポーツ専属評論家)
◆FW大迫の重要性改めて認識(サンスポ)