日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年8月25日火曜日

◆引退内田「点取れないからSB」清水東恩師との逸話(ニッカン)






内田篤人夢をかなえる能力 [ 黄慈権 ]


23日のJ1ガンバ大阪戦をもって現役を引退した、鹿島アントラーズの元日本代表DF内田篤人(32)が24日、オンラインで引退会見を開いた。

高校時代までを過ごした静岡での思い出や、清水東高の恩師・梅田和男監督(現・静岡城北高監督)とのエピソードを明かした。

-静岡に対する思いは

内田 日本平(アイスタ)でプレーするときはいつも「裏切り者」と言われましたが、僕が引退を決めたというか、最後のアウェーは日本平(12日ルヴァン杯清水エスパルス戦)。地元でやれたので、何か縁があるのかなと思いますし、サッカー王国と言われている地域ではあるけど、いろんな先輩の影響も受けながら、自分もサッカーをしてこれた幸せはすごく多く感じます。

-サイドバックにコンバートしたのは、清水東・梅田監督。当時の思い出は

内田 コンバートされたというか、高校時代なので、よくあるじゃないですか。「内田」って書かれた磁石がサイドバックの位置になっていたので、これからここでプレーするんだと。点が取れないからサイドバックになった印象でした。

やってみるとおもしろくて、誰でもできるけど案外難しくて、というポジションです。僕には合っていたのかなと思います。外から見る感じだったり、相手が来ないプレッシャーの中で、少ない選択肢の中で、ゴールにつなげる選択をチョイスするのが、自分の中では合っていたのかなと思います。

プロになる前に、人それぞれ大事な人に巡り合うことがあると思うけど、僕は、それが梅田先生。家(静岡県函南町)も遠かったので、毎朝始発で通っていましたし、本当に理不尽な練習ばかりでしたけど…。例えば、コーナーフラッグからコーナーフラッグまでスプリントして(全力で走って)クロスを上げる、みたいな。今はできませんけど、「ザ・高校サッカー」みたいな練習が、僕には合っていたと思います。

-清水東で指導者になるビジョンは

内田 静岡は独特なサッカーの空気があるし、静岡学園は(全国高校選手権で)優勝したし、少しずつ静岡の色が濃くなっている、戻っているんじゃないかと思います。静岡の選手と対戦するときはすごく楽しみだし、鹿島にも静岡の選手が何人かいますけど、彼らに託して、僕はそれを見守りたいと思います。

-母校でコーチになる予定は

内田 いやあ、あるんじゃないですか?(笑い)

-静岡のファンに向けて

内田 小中高と楽しくサッカーをさせていただきました。サッカー王国と呼ばれる地だけあり、すごく盛んでした。子どもの頃はアントラーズよりジュビロが好きで応援していたけど、すみません、今はアントラーズの方が好きです。また地元に戻ってチャンスがあれば、子どもたちと一緒にサッカーしたいと思いますし、ウチダラボにぜひ足を運んでいただきたい。よろしくお願いします。


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