日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年9月20日日曜日

◆【鹿島】エベラウド3戦連発で6連勝「FWは“ごっつぁんゴール”決めて点重ねる」(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ第17節 C大阪1―2鹿島(19日・ヤンマー)

 連勝中で勢いに乗るチーム同士の激突は、鹿島がC大阪を2―1で下し、6連勝を飾った。前半32分にMFファンアラーノ(24)が先制点を挙げ、同点とされた後半1分にはFWエベラウド(29)が3試合連続得点となる勝ち越し点を決め、逃げ切った。この日から観客数上限を収容50%(1万7000人以上の会場は30%程度から段階的に緩和)とした運用が開始。名古屋―神戸戦には唯一の1万人超えとなる1万1854人が駆けつけ、名古屋が2―1で勝利した。

 鹿島がいよいよ上位争いに加わった。1―1で迎えた後半1分、シュートのこぼれ球をエベラウドが右足で押し込んだ。4年ぶりの6連勝に導く3戦連発の勝ち越し弾。ブラジル出身の助っ人は「昔、(元ブラジル代表)ロナウドが言っていた。FWはこぼれ球、日本語で言う“ごっつぁんゴール”を決めることができれば得点を重ねることができる、と。それを思い出した」と通訳を通じて、振り返った。

 2人の子供を思い、教育環境が充実している日本を仕事場に選んでから8か月。出場17試合で11得点を積み重ね、得点ランクでは16点のFWオルンガ(柏)に次ぐ2位につける。決定力以外に「(チームにとっての)最大の武器はFWが守備できるか、できないかだから、相手と競り合うのは苦じゃない。逆に楽しい」と明かす献身性が、より存在価値を高める。

 鹿島が追い求めた助っ人像だ。「日本人を生かしながら、点を取れるFW」という方針で補強をしてきたが、ゴールを量産するFWは欧州行きを選ぶか、自負心が強いかどちらか。限られた予算で2つの要望を満たすことは至難だった。そこで5年ほど前から、ブラジル人脈から送られてくる情報だけではなく、強化部スタッフを南米に派遣し、直接視察を始めた。

 ACL優勝に大きく貢献したFWセルジーニョや今はF東京で活躍するレアンドロも視察からリストに入ってきた。そしてエベラウドは守備に走り、周りも生かし、さらに決定力を持つ。ようやく巡り合えた恋人といえる。クラブ史上2人目の得点王への期待も高まるが、エベラウドは「点を取ることはうれしいけど、連勝を継続することが大事」と話す。再建を目指す鹿島に大黒柱が建てられた。(内田 知宏)



◆【鹿島】エベラウド3戦連発で6連勝「FWは“ごっつぁんゴール”決めて点重ねる」(報知)




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