日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年9月4日日曜日

◆【鹿島】2点リード守り切れずドロー、課題残るも指揮官は前向き 背番10荒木遼太郎復帰も好材料(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島2-2浦和>◇第28節◇3日◇カシマ

鹿島アントラーズは、MFアルトゥール・カイキの2発のリードを守り切れず、浦和レッズと2-2の引き分けに終わった。

岩政大樹監督が就任後、アビスパ福岡には勝利したが、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、浦和と1敗2分けで、直近3試合で勝ち点2しか上積みできていない。それでも、指揮官は「結果が出てないとは思っていない。それにとらわれていたらこれまでの鹿島。これまでの鹿島のメンタリティーで選手に接していないので」と前向きだった。

前半に限れば、テンポよく人とボールが動き、両サイドの幅を生かす攻撃で浦和を押し込んだ。迫力ある攻撃で、2点をとった。岩政監督は前半について「立ち位置の整理も含め、見えやすい景色をつくっていることが大きな要因。絵が見えるような練習ができていて、2週間でここまでいくのか、という手応えを持って臨めている」と振り返った。

しかし、浦和が前半途中から鹿島のサイド攻撃の対策として、4バックから5バックへ変更。そこから浦和に流れがわたり、浦和の対策を上回ることはできなかった。相手の変化にどう対応し、5バックの相手を崩していくか。新たな課題が残った。岩政監督は「1つずつ出てきた課題をやっていく。選手のトライで(課題の)材料がそろった。やってきたことができなければ振り出しに戻るが、そうでない段階に持って来られたことが手応え」と前向きにとらえていた。

後半途中から腰のヘルニアで約4カ月、離脱していたMF荒木遼太郎(20)がピッチに立ったことも好材料だ。攻撃エリアでの攻撃のアイデアは、新生・鹿島に欠かせないピースとなる。荒木は「緊張することなく、普通に臨めたけど、まだまだ体力が戻ってなかった。自分の所で攻撃をつくって、攻撃をつないで仕留めることが役目。今日は、自分が機能しなくて試合が決められなかった。チームに足りないものを、自分がもたらして試合を決めるところをやっていきたい」と背番号「10」の責任を口にした。





◆【鹿島】2点リード守り切れずドロー、課題残るも指揮官は前向き 背番10荒木遼太郎復帰も好材料(ニッカン)





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