前回対戦でもゴール
鹿島アントラーズはJ1第28節で浦和レッズと対戦。2点リードを奪いながらも追いつかれて2-2のドローで終了した。この試合で2ゴールを決め、浦和への相性のよさを見せつけた男がアルトゥール・カイキだ。
鹿島が先制点を挙げたのは16分。左サイドから仕掛けるとペナルティエリア角から樋口雄太がクロスを供給する。頭で合わせたカイキがゴールネットを揺らし、鹿島が得点を奪う。さらに27分にもミドルシュートから得点を奪い、浦和から2得点を記録した。
前回対戦も1-1のドローで終わった一戦だが、その時にもカイキは先制点をあげている。今季J1で8ゴールを決めているものの、そのうち3得点が浦和戦であり、新たな浦和キラーとなっている。
昨季からチームに加入した助っ人は174cmと決して身長は高くないものの、ヘディングから多くの得点を挙げており、自身の持ち味を十分に発揮。空中戦も強いストライカーはこの試合で6度の空中戦すべてで勝利している。上田綺世が移籍して新たな得点源が求められる鹿島で助っ人FWの覚醒はあるだろうか(データは『SofaScore』より)。
◆2試合3ゴールを決め“浦和キラー”となったブラジル人FW 鹿島の新たな得点源としてカイキの覚醒は(the WORLD)