日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年11月23日水曜日

◆【W杯】上田綺世「日本の価値がどんどん上がって来ていることを示すチャンス」初出場で示す(ニッカン)






【ドーハ(カタール)22日】サッカー日本代表FW上田綺世(24=セルクル・ブリュージュ)が日本、アジアの価値を高めていく。

FIFAワールドカップ(W杯)初戦のドイツ戦を前に、前日練習を冒頭15分以外、非公開で調整。サウジアラビアが、格上のアルゼンチン相手に大金星を挙げた結果も知ったと言い「どういう展開になるか、全く読めない。サウジもそう。僕らも、どういう展開になっても対応しないといけない。試合始まった中で、共有しないといけない」と難敵・ドイツを警戒しつつ、平常心を強調した。

サウジは3本のシュートで、2得点マーク。上田は「難しくて分からないですけど」と前置きした上で「15本で1点しか入らない、3本で2点を決めたというのは、あくまで結果論。圧倒的に3本の方が、15本シュート打つより、得点が入る確率が低い。15本打てるに越したことはない。3本のチャンスをより、2本モノにしているのかが勝負の分かれ目。15本打てる方が僕はいい。より、多くのシュートチャンス、本数を打っていくことは、流れをつかむため、勝つためにも大事なこと」と、持論を展開した。

ただ、全てがうまく運ぶ訳ではない。「(ドイツは)そういう風に出来る相手ではない。強度も高い。シュートチャンスはなかなか来ない。カウンター、少ないチャンスを決めるためにも、1本のチャンスを決める準備をしたい」と静かに闘志を燃やした。

全ては、アジア、そして日本の価値を上げるため、存在感を示すため-。「自分がFWとして日本を代表する以上は、日本のスコアを動かせるのは自分だし、そこの価値って大きい。相手も強い中で、FWの価値は求められるし、見えない景色を見るために大切なことだし、ここで価値を示すチャンスだと思うので」と言った。

自身も日本からベルギーに渡り、アジア人としての価値を体感する日々。「今は欧州でプレーしている選手が多い中で、日本、アジアが評価されないってのは、もう評価されにいかないといけないと思う。どうしても、欧州と比べたら、アジアって、レベル低いって思われているけど、今でもブンデス、プレミアでプレーしている選手もいるし、やっぱり日本のサッカーの価値がどんどん上がって来ていることを示すだと思う」。初のW杯で、アジアに、日本に、上田綺世がいることを証明してみせる。





◆【W杯】上田綺世「日本の価値がどんどん上がって来ていることを示すチャンス」初出場で示す(ニッカン)





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