日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月30日日曜日

◆柴崎 1ゴール1アシスト 代表射止める(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2014033002000151.html



◇J1第5節 鹿島3-1横浜M

 3位横浜Mを破った鹿島のセレーゾ監督は記者会見場に思わずガッツポーズで入場。「ダービーみたいな試合に勝てて興奮してしまった。マリノスの関係者もいらっしゃるのにすみません」と照れながら謝罪した。

 セットプレーで先制されながらも、21歳の土居が後半9分、DF中沢、栗原の2人を抜き去って同点ゴール。そして同じく21歳のMF柴崎が1ゴール1アシストで逆転勝利を飾った。今季、若手を育てながら戦うことを宣言した指揮官にとって最高の結果で首位をキープした。

 中でも柴崎は後半36分、野沢のボレーシュートを引き出すアシストを決めると、同42分にポジションを前に上げると、自ら攻め上がり、DF2人をかわして左足でトドメの3点目を突き刺した。

 4月7日からブラジルワールドカップ(W杯)に向けたメンバー選考の国内合宿が行われる。柴崎は「代表はチームで結果を残した選手が選ばれるもの。さっき言われるまで(合宿は)意識になかった」と淡々。だが国内組で戦った昨年7月の東アジア選手権には代表に選出されながら、体調不良で辞退している。

 「あの東アジアでチャンスをつかんだ選手もいる。今はしょうがないと消化できているけど、惜しいことをしたと思う」。そこから代表に定着した山口、柿谷、斎藤らの存在は柴崎の頭にある。「現状をしっかりとらえてベストを尽くしたい」とひそかにラストチャンスを狙っていた。 (荒川敬則)

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