日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月17日日曜日

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第20節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50850

J1 第20節 ヴァンフォーレ甲府戦

柴崎が電光石火の無回転弾!鹿島がリーグ戦6試合ぶりの完封で甲府を撃破、3連勝!

先週末の名古屋戦で劇的な逆転劇を演じ、3-2で競り勝った鹿島が、リーグ戦6試合負けなしでホームゲームを迎えた。第20節でヴァンフォーレ甲府と対戦すると、柴崎が開始早々に決めた先制点を守りきり、1-0で完封勝利。リーグ戦3連勝を果たした。

リーグ戦では4月以来の先発出場となる青木がセンターバックに入った鹿島は、今季2回目の3連勝を狙う。試合はいきなり動いた。開始20秒足らず、公式記録上では1分。鹿島のキックオフからダヴィが後方の柴崎に戻し、左サイドの山本を経由して最終ラインの昌子へパスが渡ると、ロングフィードを蹴り込む。相手DFに当たったこぼれ球に土居が反応して競り合い、セカンドボールが敵陣中央に流れる。柴崎がボールを持ち出して右足を振り抜くと、目の覚めるような無回転ロングシュートがゴールに突き刺さった。相手GKを避けるように変化する鮮やかな弾道の一撃で、鹿島がいきなりリードを奪った。

幸先よく先制し、主導権を握る鹿島は、両サイドを広く使った攻撃を展開していった。3分には、右サイドからのパスを受けた土居がペナルティーエリア右側からシュートを打ったが、枠を捉えることはできなかった。19分には、右サイドへ流れていた中村がクロスを上げ、ダヴィが飛び込んだもののわずかに合わず。直後の20分にはダヴィがセンターサークル内でボールを奪い、意表を突いたロングシュートを放ったが、相手GKにキャッチされた。

1-0で迎えた後半も、鹿島は中盤でのプレスがうまく機能し、ボールキープ率を高めていく。セットプレーのチャンスも増え、敵陣に押し込む時間は長かったが、決定機を作れないまま時間は推移。69分には、土居の浮き球のパスを相手にクリアされ、こぼれ球を拾ったカイオがペナルティーエリア手前から右側へ展開すると、最後はダヴィがボレーシュートを放ったが、枠の左へ逸れた。

鹿島は1点リードのまま終盤を迎えたが、甲府に押し込まれる時間が増えていった。71分にはペナルティーエリア内から下田にシュートを打たれたが、曽ヶ端がセーブ。76分にも盛田にヘディングシュートを許したものの、曽ヶ端が右手1本で弾き出した。以降もゴール前で混戦となる場面は多かったが、何とか身体を張ってクリアして得点を許さない。80分には、途中出場の遠藤がペナルティーエリア手前から強烈な左足ボレーを放ったが、クロスバーを直撃して追加点とはならなかった。

最後まで苦しい展開を強いられた鹿島だが、甲府に同点弾を許さず、1-0で勝利。リーグ戦6試合ぶりの完封で今季2回目の3連勝を達成し、勝点を36に伸ばした。次戦は1週間後の第21節、23日に行われる清水エスパルス戦だ。今月に入って3連勝、この勢いをアウェイでもぶつけ、8月反攻の4戦目でも勝利を掴まなければならない。



【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦で2回目の3連勝を果たした。前回は、3月1日に行われた甲府との開幕戦から、15日に行われた第3節の鳥栖戦までの3試合で達成した。
・柴崎が開始早々に強烈なロングシュートを沈め、リーグ戦での得点数を5に伸ばした。自己記録を更新中。
・リーグ戦での完封勝利は、5月17日に行われた第14節の徳島戦以来、6試合ぶりだった。
・シュート数が今季公式戦で最少の7本だった。
・青木が先発し、フル出場を果たした。リーグ戦では、4月19日に行われた第8節の神戸戦以来の先発復帰だった。
・小笠原がJ1通算422試合出場を達成。川口能活(現・岐阜)を抜いて歴代単独9位に浮上した。なお8位は曽ヶ端で、今節で通算426試合目の出場を果たした。
・赤崎が7月12日に行われた天皇杯2回戦のソニー仙台戦以来、公式戦6試合ぶりのベンチ入りを果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・攻守の切り替えは早く!特に守から攻への流れをスムーズに。
・ボールを落ち着かせてシンプルかつ、リズミカルにプレーすること。
・献身的な守備と積極的な攻撃が両立できれば、必ず結果はついてくる。

ヴァンフォーレ甲府:城福 浩
・前半の守備を続けること。
・ストライカーはもう少し中央で我慢してプレーすること。
・無駄なファウルはしないこと。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・自分たちで難しい試合にしてしまった。前半はそれほどではなかったが、後半はもう忘れるべき内容だった。判断ミスやパスミスから自分たちで自分たちの首を絞めた。
・現代サッカーは、止めて蹴るということを早いリズムでやり遂げなければいけない。今日のようにのんびりしたプレーは受け入れられない。特に、もしピッチがスリッピーであれば、足元に速いボールを入れるべきなのに、それができなかった。
・この2試合連勝したということで、選手の中で慢心してしまったものが数名いたのではないか。サッカーは非常にシンプルなスポーツ。止めて蹴るということを早くやれば、いい方向に向くはず。それなのに、今日はサイドチェンジも少なかったし、ボールをキープして取られることを繰り返した。前でボールをキープできなければ、こういう試合になってしまう。
・相手は勝点1でいいから勝点を取りたいという意欲を持ってやってきた。我々は優勝のために是が非でも勝ちたいと思っていた。それが達成できたことだけが救い。
・相手の守備の規律は徹底していて、そこは評価しなければいけない。我々にとって助かったのは相手の最後の精度が低かったということ。
・謙虚さを常に保って戦っていかなければいけないということを改めて感じさせられた。
・(植田選手が出場しなかったことに関して)あくまで、私の判断。前節でも後半にパワーダウンして消極的になっていたし、水曜日に(u-21代表合宿で)練習試合をしていたので疲れがあった。だから私の判断で、外した。

ヴァンフォーレ甲府:城福 浩
ここには勝点を取りに来たので、非常に残念。サポーターと共に戦い、選手たちも良く戦ってくれた。しかしそのがんばりが結果に結びつかなかったのは、監督である自分の責任。非常に残念だと思う。(課題の決定力について)数字的にはシュート数は多いが、また決定力がなかった。攻撃面の改善はまだまだ。これを改善していく努力は、選手たちと共にやっていく。


選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
1点だけ入って、変な感じがする試合だった。少し気が抜けた感じもあった。前線でボールが収まらなかったと思う。クロスバーに当たったシュートは入ったと思った。とりあえず、勝点3を取れて良かった。

【曽ヶ端 準】
勝ったことは良かった。全体としては、早い時間に点を取ったけど、チャンスをあまり多く作れなかった。後半は相手が人数をかけて押し込んできたが、もう少し試合をコントロールできれば良かったと思う。内容的にはもう少しというところでも、勝てたことは良かった。勝つことは大事。これを続けていけるようにしたい。

【西 大伍】
すっきりしない試合だった。ピッチコンディションは相手も同じだし、影響はない。試合の終わらせ方もゴタゴタしてしまって、こんな試合を続けてしまっては今後は厳しいと思う。内容的には不満が残るし、反省点はたくさん見えたので、次に向けて準備をしていきたい。

昌子選手、青木選手、柴崎選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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