日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月17日日曜日

◆鹿島・柴崎、圧巻19秒弾!アギーレ監督好みの攻守バランスよさ(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140817/jle14081705020003-n1.html



 Jリーグ第20節(16日、鹿島1-0甲府、カシマ)試合開始からまだ19秒だった。鹿島のMF柴崎がセンターサークル付近でこぼれ球を拾うと、1タッチで体勢を整え迷わず右足を振り抜く。ゴールまで約35メートル。無回転のロングシュートは大きく左に曲がり、ネットに突き刺さった。

 「立ち上がりだったので思いっきり打った。体の反応に身を任せた」

 先制点に胸を張った。無回転を狙って前に押し出すように蹴り、「正面に行けば、あとはぶれてくれると思った」。甲府のGK荻はあわてて横っ跳びしたが、触れることすらできなかった。

 ここ4戦3発と量産態勢。「今までやってきたことの芽が出てきた」とうなずく。視察した日本代表のゲリング・コーチはコメントしなかったが、攻守のバランスのよさはアギーレ監督の求める選手像に一致する。

 柴崎の1点を守りきり、チームは7戦連続負けなしの3連勝。「次のW杯は26歳で、いい年齢で迎えられる。最初から選ばれてずっと入っていきたい」。覚醒した22歳は、4年後の代表の中心でもおかしくはない。 (伊藤昇)

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