日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年6月12日日曜日

◆鹿島 FW金崎弾で1差ピタリ“有言実行”相手GKにゴール宣言(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/06/12/kiji/K20160612012764220.html

明治安田生命J1第1S第15節  鹿島2―0浦和 (6月11日  埼玉)

後半7分、ゴールを決め喜ぶ鹿島・金崎

 鹿島が3位・浦和との直接対決を2―0で制し、首位・川崎Fと勝ち点1差の2位をキープした。後半7分、日本代表FW金崎夢生(27)の2戦連続弾で先制。最近11戦で5分け6敗と負け続けていた宿敵を敵地で下した。ACL出場のため消化が2試合少ない浦和は、11戦ぶりの黒星で首位との勝ち点差が7に拡大。自力優勝の可能性がなくなった。川崎FはFW大久保嘉人(34)のPK弾などで横浜に2―0で快勝。暫定首位を守って初のステージ優勝に前進した。 

 7年ぶりのリーグタイトル獲得に向けて鹿島が先手を取った。0―0の後半7分、右サイドでボールを持ったMFカイオが右足で低いクロス。そこへ日本代表FW金崎がファーサイドへ走り込み、スライディングしながらゴールへと押し込んだ。5月29日の甲府戦に続く2戦連発となる今季8得点目。前半40分に右サイドを抜け出して放ったシュートは左ポスト、同ロスタイムのヘディングシュートは右ポストに阻まれた。だが、日本代表として、鹿島のエースとして、3度目の決定機は逃さなかった。

 試合前には暫定首位の川崎Fが横浜を下していた。勝ち点1差で追う立場として、離されるわけにはいかなかった。相手の浦和には勝ち点3差をつけていたが、消化試合は浦和が2試合少なく、落とせば“三つ巴”から後退せざるを得ない状況。クラブ幹部が「重要な一戦。うちはこういう(大一番の)試合をやっていかないといけない」と話したように、国内最多・7度のリーグ制覇を誇る絶対王者がプライドを懸けて戦った。

 先制点を奪ってからは相手に攻められ、何度も決定機をつくられた。それでも、日本代表DF昌子、ハリルホジッチ監督も注目するU―23日本代表のDF植田を中心にはね返した。クラブOBのシャルケDF内田、ケルンFW大迫が見守った中、後半43分にはFW鈴木がPKを決め、最近11試合勝ちなしだった天敵を退けた。

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