日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月18日金曜日

◆CS開幕へ出場3チームが意気込み…MF柏木「『浦和が強かった』という年にしたい」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161117/517037.html?cx_cat=page1



 Jリーグは17日、都内で『明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ(CS)』の合同記者会見を行い、出場クラブを代表してDF植田直通(鹿島アントラーズ)、MF中村憲剛(川崎フロンターレ)、MF柏木陽介(浦和レッズ)の3名が出席した。

 今季のJ1優勝クラブを決めるCSには、J1年間1位、セカンドステージ優勝の浦和レッズ、同2位の川崎フロンターレ、同3位、ファーストステージ優勝の鹿島アントラーズが出場する。準決勝は23日に等々力陸上競技場で行われ、川崎と鹿島が対戦。勝者が決勝(第1戦:29日、第2戦:12月3日)で浦和と対戦する。

 鹿島はファーストステージを制しながらも、セカンドステージは11位に終わった。植田も「セカンドは不甲斐ない結果になってしまって、みんなも悔しい思いをしています。でも、ここからのCSは全く別物だと思います。年間3位だろうが、最後に勝ったところが優勝だと思うので、23日に向けて自分たちがいい準備をして挑むだけです」と下克上での年間王者奪取へ強い思いを口にした。

 準決勝でホームに鹿島を迎える川崎の中村は「風間(八宏)さんがチームに来て4年。本当に自分たちのサッカーが浸透していますし、メディアのみなさんやサポーターのみなさんにも“独特のサッカー”と評価されるまできている。23日はホームでできるので、鹿島相手にどれだけ自分たちのサッカーを出せるか」と、ホームアドバンテージを生かして決勝へ進みたいと話した。また、川崎はこれまで幾度となくタイトル獲得のチャンスを逃してきた。クラブ創立20周年という節目の年に懸ける想いは強く、「自分たちが優勝を手にするチャンスを掴み取れたので。なんとか、結果というものを持って川崎に帰りたい」とタイトル獲得に意欲を見せた。

 一方、昨季はファーストステージ優勝、年間2位になりながら、準決勝でガンバ大阪に敗れてCS決勝を逃した浦和。柏木は昨年の大会を思い出し、「非常に悔しかった。自分たちのスタイルは出しながら点を取りきることができなかったという悔しさもあった。一発勝負の難しさを感じました」とノックアウトトーナメントの難しさを痛感したという。今回は決勝からの参戦となるが、「相手は1試合戦っている分、勢いがあるチームの方がいい試合をする傾向があるので難しい面はある」と別の難しさがあることを予想。それでも「自分たちが今年一年間やってきたことをしっかりと振り返りながら臨めれば、自信を持って勝利につながると思う。ブレないサッカーをしていくだけ。年間勝ち点1位をとって、チャンピオンシップを優勝することによって、今年を『浦和が強かった』という年にしたい」と年間チャンピオンへの自信を覗かせた。

 また、昨季に引き続き、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ・アンバサダーに就任した、サッカー解説者の松木安太郎氏は「今シーズンも本当に精一杯戦った3チームが、これからチャンピオンを競い合う。昨年も相当白熱した、予想以上の試合が展開されました。今年もそれ以上の試合を楽しめるんじゃないかな」と、3チームの覇権争いに期待を寄せた。

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