日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月3日木曜日

◆鹿島内田フル出場で復活 「前半抑えず」に価値(ニッカン)





<明治安田生命J1:鹿島2-1長崎>◇第12節◇2日◇カシマ

 走り抜けた。最後まで。4試合ぶりの勝利を告げる笛をピッチで聞けたのは、今季初めてだった。鹿島アントラーズDF内田篤人は2月14日のACL上海申花戦以来、今季2度目のフル出場を果たした。Jリーグ復帰後、初アシストという結果を携えて。だが、価値が高いのはそのアシストよりも「フル出場」と即答した。「前半抑えて、という感じではないので」。問題なし-。それを見せつける試合だった。

 何よりチームに活力を与えたのが、前半4分だった。MF遠藤がボールを持った瞬間、トップスピードで駆け上がった。縦パスが出るが、相手はついてこれない。「ゴロか、頭か。とりあえず速いボールをマイナス(の角度)にと思っていました」。右クロスはFW鈴木の頭にピタリ。09年12月5日の浦和戦でFW興梠に決めて以来、リーグ戦で3070日ぶりのアシストだった。当時も勝利。それはこの日も。役者が仕事をすれば、鹿島は上昇する。


鹿島内田フル出場で復活 「前半抑えず」に価値



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