日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月3日木曜日

◆J1 鹿島2-1長崎 もがく鹿島、辛勝(毎日新聞)





 (第12節・2日)

 ▽カシマ 観衆11848

鹿島 2 2-1 1 長崎
     0-0

 4分・鈴木(鹿)
18分・鈴木(長)
30分・金崎(鹿)PK

 <鹿島2-1長崎>

 鹿島がもがいている。PKの得点もありJ1初参戦の長崎に競り勝って4試合ぶりの白星を挙げたが、なかなか内容は伴わない。

 前半4分の先制点こそ流れるようなサイド攻撃で「鹿島らしさ」の片りんは見せた。右サイドでDF内田の追い越しから低いクロス。中央で鈴木が頭でゴール左へ流し込んだ。

 だが、リードしても余裕がないところにチーム状態が表れている。18分、自陣右サイドで簡単にクロスを上げられ、長崎のFW鈴木をマークしていた昌子は競ることもできず頭で決められた。あっけない失点にホームの観客席からは、どよめきすら起こらない。遠藤の突進からPKで勝ち越したが、後半は長崎に攻め込まれて耐える時間が続いた。

 「勝ったからこそ突き詰めないといけない。もっといい試合ができた」と遠藤。タイトル奪還を狙う今季は得点力不足で低空飛行が続き、焦りにつながる悪循環だ。リーグ戦も3分の1を経過して黒星が先行し、下位での戦いが続く。「残留争いなんて考えていないし、優勝できると信じている。勝ち続けないと」と昌子。勝利を自信にしていけるか。【大島祥平】


J1 鹿島2-1長崎 もがく鹿島、辛勝




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