日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年8月25日土曜日

◆ACL控える鹿島は土壇場のPK被弾で磐田とドロー、大久保が2戦連発(ゲキサカ)






[8.24 J1第24節 鹿島1-1磐田 カシマ]

 J1第24節は24日、1試合を行い、28日のACL準々決勝第1戦で天津権健(中国)と対戦する鹿島アントラーズはホームでジュビロ磐田と対戦し、1-1で引き分けた。

 鹿島は19日の横浜FM戦(1-0)から先発5人を入れ替えた。中盤の左サイドではプロ3年目のMF田中稔也がJ1初先発。左サイドバックには今季初出場初先発のDF三竿雄斗が入った。

 鹿島は前半13分、田中の縦パスを受けたFWセルジーニョがフィニッシュまで持ち込むが、右足のシュートはDFがブロック。磐田も同19分、縦パスをFW川又堅碁がフリックし、FW大久保嘉人がPA内右に抜け出すもフリーの状況から放ったシュートはゴール左へ。同28分には縦パスをおさめた川又が強引に振り向いて左足でミドルシュートを打ったが、大きくクロスバーを越えた。

 スコアレスで折り返した後半も一進一退の攻防が続く。磐田は後半6分、左45度からMF松浦拓弥が右足で放り込んだFKにMF田口泰士が飛び込み、ヘディングで合わせたが、ゴール上へ。膠着した展開の中、鹿島は後半11分、田中に代えてDF安西幸輝を投入。同14分にはMF永木亮太のスルーパスに反応した安西がPA内左に切れ込み、左足でシュートを打ったが、GKカミンスキーの好守に阻まれた。

 それでも後半26分、鹿島がセットプレーを生かして先制に成功する。永木の左CKからDF西大伍がニアサイドでそらすと、中央に抜けてきたボールにDF犬飼智也とDF大井健太郎が競り合い、犬飼の胸付近に当たってゴールマウスに吸い込まれた。

 反撃を狙う磐田に対し、カウンターから追加点のチャンスをうかがう鹿島。後半35分には高い位置からプレスをかけたMFレオ・シルバがボールを奪い、そのままドリブルで持ち上がる。DFを引き付けてPA内左のFW鈴木優磨にラストパスを送ると、鈴木はGKと1対1の絶好機を迎えたが、左足のシュートは惜しくも枠を外れた。

 すると後半アディショナルタイム、鹿島は自陣PA内で安西がハンドの反則を犯し、PKを献上。土壇場で同点のチャンスを迎えた磐田はキッカーを務めた大久保がゴール中央に決め、1-1の同点に追いついた。大久保は移籍後初ゴールを決めた前節・柏戦(2-0)に続く2試合連続弾。鹿島は勝利目前で“勝ち点2”を失う形となり、今季初の3連勝を逃した。


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◆ACL控える鹿島は土壇場のPK被弾で磐田とドロー、大久保が2戦連発(ゲキサカ)


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