鹿島は26日、ACL準々決勝第1戦・天津権健(中国)戦(28日・カシマ)に向けた調整を行った。後半ロスタイムに同点弾を許した磐田戦から中3日で行われる大一番に向け、DF犬飼智也(25)が「切り替えが大事。チームとして、もう顔を上げている」と話すなど、クラブ初のアジア4強入りをかけた決戦への士気は高まっている。
大岩剛監督(46)が「総力戦になる」とにらむ大一番に、鹿島にとって思わぬ“追い風”が吹いている。天津権健は日本戦にも出場したベルギー代表MFヴィツェル、元ブラジル代表FWパト、ケルンでFW大迫勇也とコンビを組んだFWモデストの“金満三銃士”を軸に8強へ進んだが、今夏にヴィツェルのドルトムント移籍が決定。さらに現地紙によると、モデストは移籍を認めないクラブへの不満から練習参加をボイコット中。4日を最後に公式戦出場がなく、日本遠征にも帯同しない見込みだという。
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◆【鹿島】思わぬ“追い風”天津権健の「金満三銃士」崩壊? 28日ACL準々決勝(報知)