日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年10月11日木曜日

◆鹿島曽ケ端「僕のミスで負けた」奇跡同点劇が暗転(ニッカン)






<YBCルヴァン杯:鹿島1-2横浜>◇準決勝第1戦◇10日◇カシマ

試合は土壇場で大きく動いた。競り負けたのは、鹿島だった。

0-1で迎えた後半48分、左CKをDF犬飼智也が頭でたたき込んだ。奇跡的な同点ゴールで、引き分けたかに思えた。

だが、その2分後だった。横浜DF山中亮輔の強烈な左足のFKをGK曽ケ端準がはじいたところで、こぼれ球をFWウーゴ・ヴィエイラに押し込まれた。曽ケ端は「追いついた後、すぐでしたし。僕自身のミスで負けたのは事実。最低、引き分けることができた試合を負けている」と悔やんだ。

7日のJリーグ川崎フロンターレ戦から中2日だったが、疲労は感じさせなかった。守備陣は最後の局面で競り負けず、決定機は鹿島の方に多くあった。

だが、前半19分に、左サイドに流れたDF内田の右アウトサイドでのパスに滑り込んだFW土居のシュートは、左ポストに阻まれた。MF中村が倒されて得た同34分のPKも、キッカーを務めた土居がクロスバーに当ててしまった。土居は「攻め手がなかったわけではなかった。本当に今日は、すごい責任を感じている。次にしっかり、自分にいい意味でプレッシャーをかけて、取り返せれば」と話した。

敗戦以上に重い雰囲気にさせたのは、相次ぐけが人の発生だった。後半17分にはMF中村充孝が右膝を負傷して交代。同35分にはDF内田篤人もスライディングをした際に左太もも裏を痛めて、自ら交代を申し出た。その内田は「多分、肉離れ。(今まで)結構やっているから分かる。試合に絡めるようになってきたところなので、ちょっと残念です。大事なここからというところで、チームに迷惑をかけちゃう。申し訳ない」と話した。

中3日で迎える横浜との準決勝第2戦。突破には、最低2得点が必要になる。1度は同点となるヘディングシュートを決めた犬飼は「日曜にすぐ次のゲームが来る。取り返すチャンスが自分たちにはある。それができるチームだと思う。僕たちの方が連戦には慣れていて、そういう面では有利だと思う。ポジティブにとらえて、必ず行けると、やるだけ」と話した。




◆鹿島曽ケ端「僕のミスで負けた」奇跡同点劇が暗転(ニッカン)





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