日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年11月1日日曜日

◆鹿島がG大阪を3-0で圧倒! 史上最多6度目の優勝 MVPは小笠原/ナビスコ杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151031/jle15103112580009-n1.html

ヤマザキナビスコカップを掲げる鹿島・小笠原=埼玉スタジアム(撮影・山田喜貴)

 ヤマザキナビスコ杯決勝(31日、鹿島3-0G大阪、埼玉スタジアム)鹿島が、G大阪に3-0で勝ち、3年ぶり史上最多となる6度目の優勝を飾った。後半15分にDF黄錫鎬が頭で先制ゴールを奪うと、39分にはFW金崎夢生が頭で、41分にはMFカイオが右足ミドルを決めた。2連覇を狙ったG大阪は、FW宇佐美貴史が60メートル独走をみせたが、ゴールを奪えなかった。MVPには鹿島MF小笠原満男が選ばれた。

 鹿島のキックオフで試合開始。序盤は鹿島が攻め込んだ。2分にはMF遠藤が左足で最初のシュートを放った。11分には、ゴール中央の柴崎からのパスに左サイドのMF中村が合わせたが、ゴールならず。この時間帯は、中盤を支配する鹿島が、両サイドから怒涛の攻めをみせた。

 G大阪は23分、MF宇佐美が左サイドをドリブルで約60メートル持ち込み、最後は左足シュート。惜しくもGKに阻まれた。鹿島は26分、エリア外やや左でFKを得た。柴崎と遠藤がボールをはさみ対峙したが、結局、遠藤が左足を振りぬいたものの、GKにキャッチされた。

 鹿島は40分、中盤からスルーパスを受けた赤崎がGKと1対1。GKをかわすように右へ切れ込み、角度のないところからシュート。しかし、DFにクリアされた。前半は、圧倒的に鹿島が押し込んだものの、結局0-0で折り返した。

 後半はG大阪のキックオフで開始。5分、G大阪は遠藤がエリア内に切れ込み、MF倉田にヒールパス。倉田は左でフリーのFWパトリックに流したが、パトリックのシュートはヒットしなかった。

 8分、鹿島は遠藤のFKにFW金崎が頭で合わせたが、枠に届かず。G大阪も9分、宇佐美が右足でミドルシュートも、枠をわずかに外れた。この時間帯は、G大阪が鹿島ゴールに迫った。

 先制したのは、鹿島。15分、左CKを小笠原がゴール前に上げると、フリーだったDF黄錫鎬が頭で押し込み、1-0と均衡を破った。

 27分、G大阪はGK東口が金崎の決定的なシュートを、右足で弾くファインセーブをみせた。

 鹿島は39分、またも左CKから得点。小笠原がファ-サイドに蹴ると、鈴木優が折り返し、金崎が相手と競り合いながら、頭でゴールを決めた。41分には、カイオが柴崎のスルーパスに反応。そのまま、エリア右から右足でミドルシュートを決めた。結局、鹿島が3-0で快勝した。

鹿島・石井監督
「前線からの守備を徹底し、うちらしい展開で試合を終えられた。失点しなかったことが非常によかった。本当にうれしい」

G大阪・長谷川監督
「完敗。鹿島のプレッシャーが早く、なかなか相手陣で時間をつくれなかった。鹿島のタイトルを取りたいという気持ちが、われわれを上回っていた」

村井満・Jリーグチェアマン
「鹿島と言えば勝負強いチームで、そういう姿を見せてくれた。いい組み合わせの決勝で、2004年以来となる5万人以上の観衆が入ったことも良かった」

鹿島・カイオ (3点目を決め)
「一番重要なのはチームが勝つことだった。チームとして団結心や結束を見せられた。もっと多くのタイトルを手にしたい」

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