日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2014年4月10日木曜日
◆4/9A代表候補練習試合後の選手コメント(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?136486-136486-fl
[4.9 練習試合 日本代表候補2-0流通経済大]
日本代表候補は千葉合宿最終日の9日、流通経済大と練習試合を行った。前半は0-0で終えたが、フィールド選手を総入れ替えした後半30分にFW川又堅碁、同35分にFW南野拓実がゴールを決め、2-0で勝った。
以下、練習試合後の選手コメント
●FW豊田陽平(鳥栖)
「最善を尽くすために来たし、悔いの残らないようにと思って来た。(悔いが)ないと言ったら嘘になるけど、今日で決まるわけじゃない。引き続きアピールしないといけないし、そういう思考、メンタルで最後までアピールしていきたい」
―ゴール前に入る形はよかった?
「なるべくニアとファーをお互いに意識しながらやった。僕がニアに行ったら工藤がファーに行ったりとかはできていた。あとは点だけだった。感覚的には引き続き、いいものがある。次のJリーグで取れそうな予感はある」
―後半に川又がゴールを決めたが?
「ちょうどゴールのシーンは(ロッカールームに)入っていて見てなくて……。クロスからとは聞いた。(鈴木)大輔が上げたとか。争っているFWのメンバーが点を取ったというのは、悔しいというのはないけど、僕も前半にチャンスがあったし、決め切らないと。勝負の世界なので、そこは大事だなと」
●FW工藤壮人(柏)
「僕の目から見て、2列目の選手はドリブルとかワンツーで抜け出すのに長けた選手が多い。僕自身は、オカさん(岡崎)もいるけど、攻守にハードワークして、決定的な動き出しをしたり、アシストに顔を出せるかというのが持ち味。ゴール前に入っていく動き出しは要所要所で出せたかなと思う」
―ゴールを決めたかった?
「結果論になるけど、決めないといけないという目で見られてもしょうがない。ただ、前半は豊田くんも(齋藤)学も早い段階でゴールが欲しいという気持ちを出していたと思う。パスを出せばゴールになるという場面でもシュートを打ったり、熱い気持ちを出していた。それがうまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。0-0で終わったことを悲観的には捉えていない」
―監督はゴールだけでなく、オフザボールの動きも見ていると話していたが?
「僕自身、そこで勝負している選手。ゴールに直結する動き出しは意識してプレーできた」
●FW原口元気(浦和)
「ドリブルシュートを決めたとか、そういうことよりチームとして次、代表に入ったときにスムーズに入れるか、そういうところを見られていたと思うし、そっちを意識してやっていた。今日はちょっと難しかったけど」
―左サイドとトップ下でプレーしたが?
「半分で交代と言われていた。左のほうが得意だけど、トップ下もできるところを見せないといけなかった」
―南野とのプレーは?
「やりやすかった。結構合っていたと思う。1回出して動いてくれたり、スムーズにコンビネーションもできていたと思う」
―やれることはやった?
「3日間を通して、やれることはやったかな。疲れたので、コンディションを戻さないと。すぐ試合があるので」
●FW川又堅碁(新潟)
―1ゴールを決めたが?
「ただ単に点を取っただけ。もうちょっと顔を出せる場面はあったし、もっとゴールに向かうプレーを出したかった。昨日練習したときの距離感でできなかった。ボランチからのボールの動き出しもあまりできなかった。昨日の練習みたいなことを今日やりたかった」
―合宿に参加して刺激を受けた?
「体の向きだったり、ゴールとボールが見える位置というか、そういうのは意識してやれた。それをチームに持って帰って、最近点を取っていないので、今日のゴールで勢いに乗って、リーグ戦につなげたい。みんなうまいし、動き出した瞬間にボールが来る。いろんな刺激をもらえたし、いつもなら出てこないようなタイミングでもパスが出てきたり、うまい人のプレーを見て勉強になった」
―3日間やってきてW杯への気持ちに変化は出た?
「正直、そこは意識していないというか、今あるものを一生懸命やるだけだと思っている。目標ではあるけど、正直、そこはあまり見ていない」
―前半が0-0で終わって、どんな気持ちで後半のピッチに入った?
「ゴールがなかったので、ゴールを決めたいなとは思っていた。みんなでまとまってやろう、盛り上げてやろうぜと話していた」
―あらためて代表合宿に参加してどう感じた?
「すごく刺激になったし、勉強になった。もっともっとサッカーがうまくなりたいと思ったし、またここに戻ってきたい」
●FW南野拓実(C大阪)
「いくつかは仕掛けられたと思うけど、もうちょっと攻撃のところで形になっていなかったし、フィニッシュまで行けなかった場面もあった。もう一つ高い質にこだわっていくことがチームに帰ってから大事になると思う」
―左サイドとトップ下でプレーしたが?
「自分としてはどっちもできるので、どちらも高いレベルでこなせるようになりたい」
―初めての代表候補合宿だったが?
「すごく新鮮だったし、貴重な経験ができた時間だった。チームに帰って、この経験を生かしていきたい。レベルアップにつなげられるようにしていきたい」
―W杯へのイメージはできた?
「この合宿で学んだことを、またチームに戻ってやり続けたい」
―合宿に参加してことでW杯への思いは強くなった?
「もちろん、一番は23人の中に入ることだし、そこを目指して、今までどおり変わらずにやりたい」
―チームに帰ってどんなところをアピールしたい?
「調子がいいところをアピールしたいし、そのためには結果にこだわりたい。そこがすべてだと思うので、そこにこだわりたい」
―初めての合宿で何を得た?
「自分にとって、A代表の雰囲気を味わえたというのはすごく大きなことだし、前を向いて、自分のストロングポイントであるゴールに向かうという部分は手応えを感じた。今日の試合でも思ったけど、その中でもうちょっと最後のところをもっと増やしていかないといけない。それが今回の合宿の収穫です」
―メンバー発表まであと1か月だが、自分が生き残る可能性はどう感じている?
「それは監督が決めることなので、自分は発表の日までやれることをやるだけだし、現時点ではあまり考えないようにしている。毎試合毎試合、100%でやるだけ」
―W杯に対する思いは?
「サッカーを始めてからずっとW杯は夢の舞台だし、ピッチに立ちたいという気持ちはもちろんある。思いは強いからこそ、その日までに自分のやれることをやっていきたい」
―唯一の10代だったが?
「プロに入ったときから年齢は関係ないと思っているし、いつもどおりの自分でやっていた。唯一云々とかは、あまり自分では何も思っていない」
―かなり注目を浴びたが、プレッシャーになっていた?
「あまり感じない。自分は自分のやるべきことをやるだけだといつも思っているので」
●MF青山敏弘(広島)
「代表に入って日が浅いので学ぶことが多かったし、考えながらやっている。この3日間は基本のところだったけど、オートマチックに体が動くようにならないといけないし、そういう意味でこの3日間はよかった」
―試合中も落ち着いてプレーしていたが?
「監督は縦への意識を求めていると思うし、そういうところは出せた。だいぶそのイメージは出せるようになってきた。でもまだまだだと思う」
―生き残りをかけた合宿だったが?
「ある程度、監督は自分のことを分かってくれていると思うし、自分にとってはサバイバルというか、やってきたことをここで出せるかというののを見られていると思ってやっていた」
●MF柴崎岳(鹿島)
―いつもより前に行く意識が高かった?
「ゲーム自体が間延びして、なかなか難しかったけど、限られたチャンスの中で行けるところは行ったし、あとは疲れと相談しながら、自分のチャレンジはできたかなと思う」
―3日間の収穫は?
「もちろんタイトル的にはアピールの場とか、そういう見出しになるんだろうけど、僕の中ではそういうことはあまり気にせずにできた部分もあるし、自分のやれることに集中しながらやろうと思っていた。すごく充実した3日間にできたかなと思う。評価は他人がすることなので、僕ができることはやった。いろんな選手と会えて刺激もあったし、こういった場所に来るのは楽しいなと思った」
―監督が「やれたことより何をやろうとしていたかをチェックしていた」と話していたが?
「監督からは前にチャレンジしてほしいと言われたので、どんどん前を向いて、前線にはテクニカルな選手も多いので、そういう選手に預けて、自分も生きていくという場面は何回かつくれたと思う。流れの中でちょっと落ち着かせないといけない時間もあったけど、そういう時間を除けば、チャレンジはできたかなと思う。僕自身、トライする気持ちはあったので、それは示せたと思う」
―前から奪いにいくことを意識していた?
「監督の言い方的に、取られた瞬間からボールにどんどんチャレンジしてほしいというニュアンスがあるし、切り替えを早くしてなるべく前で奪うこと、あとはポジショニングも説明された。まだまだ染み付いていない部分もあるけど、自分的には何本かそういったことを意識しながらできたと思う。3日間しかなかったけど、コンセプトをある程度は頭の中に入れられたと思う。僕自身、守備で評価される選手ではないけど、そういうところもしっかりとやりながら、自分の長所を出していければいいなと思う」
●DF塩谷司(広島)
―右SBとCBでプレーしたが?
「サイドバックのときは前にも上がれたし、クロスも上げられた。くさびのパスとか、攻撃的な良さは出せたかなと思う。センターバックになってからは上がれなかったけど、くさびのパスとかは出せた。あまり攻められなかったので、守備ではそんなになかったけど、攻撃ではいいタイミングで上がって、ナオくん(石原直樹)とのコンビネーションとか、いいオーバーラップができたと思う」
―両方できることが強みになる?
「できるところが多いに越したことはない。どっちもできることはアピールできたと思う」
―DF陣は内田や吉田がケガをしている。
「どうなるかわからないけど、Jリーグは続くし、そこしかアピールの場はない。しっかり1試合1試合やっていくことが大事だと思う」
(取材・文 西山紘平)
Ads by Google
日刊鹿島
過去の記事
- ► 2024 (1109)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ▼ 2014 (2464)