日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年12月22日木曜日
◆レアル戦で名を上げた 鹿島DF昌子源に“欧州移籍”の可能性(日刊ゲンダイ)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/196242
レアル戦2ゴールの鹿島MF柴崎岳(24)がもてはやされているが、もう一人、DF昌子源(24)の評価が国内外で高まっている。
サッカージャーナリスト・六川亨氏が言う。
「試合を通してレアルのエースFWクリスティアーノ・ロナウド、先制点を決めたFWベンゼマらを相手に体を張って見事な守備を披露しましたが、記者席から見て『お見事!』と思ったのは試合終盤、クリロナと相対したシーンです。左サイドをドリブルで突破してシュートに持ち込もうとしていたクリロナに対して、昌子は体当たりなどに頼らず、スパッと身を寄せてクリーンにボールを奪取。攻撃につなげました。個人的には、レアル戦で欧州のサッカー関係者をうならせたのは一に昌子、二に柴崎です」
神戸出身。G大阪のジュニアユース時代はFWだった。同期に日本代表FW宇佐美貴史(独アウクスブルク)がいる。
中学3年の夏、ジュニアユースを退団。半年ほどサッカーと距離を置いていたが、鳥取・米子北高に入学してサッカー部に入り、高校2年でDFにコンバートされた。
その年、米子北高がインターハイで準優勝。昌子の呼び方が「まさこではない」と知られるようになった。同年の国体でのプレーが鹿島関係者の目に留まり、卒業した11年に鹿島入り。青森山田高OBの柴崎は同期入団組だ。身長182センチ、体重74キロ。足元の柔軟なテクニックもあり、ロングボールの精度も高い。
「アギーレ元日本代表監督時代の14年、21歳で代表に招集されたが、その後はケガなどもあって定着できず、代表歴も2試合にとどまっている。これまで鹿島でCBのコンビを組み、クラブW杯でも一緒にプレーしたDF植田直通(22)の方が有名だったが、レアル戦で完全に立場は逆転した。昌子本人も海外志向が強いし、オールラウンダー系DFとして欲しがる欧州クラブも多いでしょう」(サッカー関係者)
ちなみに――。実姉はエイベックスなどに所属していた女優・モデルの昌子カエデである。
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