日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年2月18日土曜日
◆巨大戦力見せつける!浦和“カメレオン編成”でまず1冠だ(スポニチ)
国内サッカーシーズンの幕開けを告げる富士ゼロックス・スーパーカップ(日産ス)は18日に行われ、昨季J1リーグ2位の浦和は、昨季J1王者、天皇杯覇者の鹿島と対戦する。今季初の公式戦ながらアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、J1開幕戦を見据え、浦和はこの3試合は戦力を維持しながら、ターンオーバー制を敷くもよう。選手層の厚さを見せつけ、昨季年間勝ち点1位ながらチャンピオンシップ(CS)で敗れた宿敵に借りを返す。17日は両チームが試合会場で会見を行った。
宿敵に「巨大戦力」を見せつける。対鹿島を仮想した浦和での前日練習。主力組のピッチにDF槙野、MF阿部、FW興梠ら、本来、いるはずの顔触れが不在だった。明らかなターンオーバー。それでも槙野は「どんなメンバーでも質の高いプレーを出せると思う」と力説した。先月の沖縄キャンプから一貫して取り組んできた自負がある。
リーグ、天皇杯、ルヴァン杯、ACL、ゼロックス・スーパーカップの5冠を見据える。浦和はスーパーカップ後、シドニーに出発。21日には敵地でACL初戦(対ウェスタン・シドニー)が控える。25日にはJ1開幕戦(対横浜)も待つ。8日間で3試合の強行軍。槙野は「この3つを全員で乗り切るためメンバーをシャッフルしてやってきた」と話した。
この日、練習前ミーティングは1時間にも及んだ。ペトロヴィッチ監督が強調したのは精神面。レギュラーは固定しない、だからこそ全員が“戦うメンタル”を整えることが求められた。新助っ人にラファエル・シルバが加入しFW争いは激化。先発濃厚な李は「乗った選手がポジションも獲る。必ず点を取る」と意気込んだ。ターンオーバーには相乗効果もある。
他クラブなら主力級の選手を豊富にそろえるからこそ戦力を維持したまま、複数のチーム編成が可能。一年を通して柔軟にメンバーを入れ替えられる。まさに“赤いカメレオン”。昨季年間勝ち点1位ながらCSで鹿島に敗れた。槙野、興梠らを温存しながらリベンジを果たせば宿敵に与えるダメージは大きい。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/02/18/kiji/20170217s00002000239000c.html
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