日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月18日火曜日

◆鹿島、リベンジの時!レアルに2年前決勝で涙 土居「アッと言わせたい」/クラブW杯(サンスポ)






 クラブW杯準々決勝(15日、鹿島3-2グアダラハラ、アルアイン)アジア王者のJ1鹿島が初戦の準々決勝で北中米カリブ海代表グアダラハラ(メキシコ)を3-2で破った。19日(日本時間20日未明)の準決勝は欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と対戦。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれたFW土居聖真(しょうま、26)は、2016年決勝で敗れた「銀河系軍団」への雪辱を誓った。

 アジア王者の誇りを胸に強敵へ挑む。2得点に絡み、初戦を突破した鹿島FW土居の視線は、準決勝で2年ぶりに顔を合わせるレアル・マドリードに向いていた。

 「僕らは挑戦者で、ジャイアントキリングに挑みたい。再び彼らと対戦できるのは楽しみ。ベストを尽くし、アッと言わせたい」

 MOMに輝いた26歳のイケメンFWに自信が漂う。前半3分に先制されても動じなかった。後半4分にカウンターから土居が中央へパスを送り、MF永木の同点ゴールをアシスト。後半24分には土居が獲得したPKで勝ち越した。


 3連覇を狙う「銀河系軍団」とは、2016年のクラブW杯決勝で死闘を繰り広げた。MF柴崎岳(現ヘタフェ)の2ゴールで一時リード。しかし、FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)にハットトリックを許し、延長の末に大金星を逃した。

 2年ぶりの再戦に世界も注目する。15日付の英紙ザ・サンは「日本のチャンピオンがグアダラハラに衝撃を与え、レアルとの再戦を実現」と鹿島の逆転勝ちを報じた。さらに「ロナウドなきレアルに、鹿島はリベンジのチャンスを得ることになる」と移籍したロナウド不在が追い風であると分析。土居は前回の教訓を忘れはしない。






「集中力が途切れる瞬間があればやられる。それが2016年の決勝から学んだこと。試合を通して一瞬たりとも集中力を切らすわけにはいかない」

 日本での栄光は20冠を数える常勝軍団。2年越しのジャイアントキリングで、その名を世界にとどろかせる。

★2016年の決勝VTR

 J1覇者の鹿島は開催国枠で初出場。準決勝で南米代表ナシオナル・メデジン(コロンビア)を3-0で破り、欧州代表レアル・マドリードとの決勝に進んだ。前半9分にFWベンゼマに先制を許したが、MF柴崎が前半44分、後半7分にゴールを決めて逆転に成功。しかし、FWのC・ロナウドのPKで追い付かれ、延長でも同選手に2点を奪われ2-4で敗れた。

クラブW杯

 国際連盟(FIFA)主催のクラブチームによる世界一決定戦。2000年にブラジルで第1回を開催。その後は資金難で中断。05年から欧州王者と南米王者が日本で対戦するトヨタ杯と統合し、各大陸王者が参加する形式になる。07年に開催国枠が採用され、現行の6大陸王者に開催国王者を加えた7チーム制になった。日本勢の最高成績は16年鹿島の2位。




◆鹿島、リベンジの時!レアルに2年前決勝で涙 土居「アッと言わせたい」/クラブW杯(サンスポ)




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