日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年5月2日月曜日

◆【仙台】秋田との雨中「東北勢対決」制し今季初3連勝 遠藤康「ぎりぎりまで考えて」決勝ゴール(ニッカン)






<明治安田生命J2:仙台3-1秋田>◇第13節◇1日◇ユアスタ

J2ベガルタ仙台がブラウブリッツ秋田との「東北勢対決」を制し、今季初の3連勝を決めた。0-0の前半10分、FW富樫敬真(28)が右足で先制ゴール。1-1の同点で迎えた後半27分には6試合ぶりにスタメン出場を果たしたMF遠藤康(34)が勝ち越し弾を突き刺した。同33分には、DF吉野恭平(27)がとどめのダメ押し弾。雨中の「3発快勝劇」で大きな勝ち点「3」を手にした。

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仙台が波に乗ってきた。秋田を3-1で撃破。雨中の「東北勢対決」を制し、今季初の3連勝だ。首位横浜FCとの勝ち点の差は「3」と視界に捉え始めた。試合後、原崎政人監督(47)は「東北ダービーでホームで負けるわけにはいかなかった。物足りない内容でしたけど、勝ち点3を取って、修正できるので前向きに捉えて、次に進んでいきたい」と力を込めた

幸先よく先制点を挙げた。0-0の前半10分。今季初スタメン出場のMFレアンドロ・デサバト(32)が、ニアサイドから勢いよく飛び込んだ。頭で合わせたシュートは、GKに阻まれたが、こぼれ球に富樫が反応。右足を振り抜き、ゴール右隅へ。デサバトは「みんなで力を合わせて、得点することができた。初スタメンだったけど、うまく自信を持ってプレーすることができた」と納得の表情でうなずいた。

やはり、頼りになる男は遠藤だった。1-1の同点で迎えた後半27分だ。DF真瀬拓海(23)からパスを受け取った。ペナルティーエリア(PA)手前から左足で放ったシュートは、緩やかな放物線を描きながら、ゴール左隅へ吸い込まれていった。6試合ぶりの先発復帰で決勝弾。ここぞの場面でベテランが試合を決めた。遠藤は「ドリブルするか、シュートを打つか。いろいろ選択肢があってぎりぎりまで考えて、最後シュートを打ったことが、結果につながったのかなと思います」と振り返った。

次節は4日、アウェーで東京Vと対戦する。5連戦も残すところ2試合。遠藤は「苦しい試合になると思いますが、スタッフも含め、メンバー全員で勝ちたいと思います」と気持ちを引き締めた。【佐藤究】




◆【仙台】秋田との雨中「東北勢対決」制し今季初3連勝 遠藤康「ぎりぎりまで考えて」決勝ゴール(ニッカン)





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