8月19日、鹿島アントラーズの仲間隼斗が練習後のオンライン取材に応じた。チームは岩政大樹監督体制の初陣となった前節のアビスパ福岡戦に2-0で勝利し、リーグ戦では6試合ぶりとなる白星をつかんだ。次は21日に敵地でのJ1第26節湘南ベルマーレ戦に臨む。
「この先、もう負けられない戦いばかり」
前節の福岡戦で2-0と勝利した鹿島。その原動力となったのが仲間隼斗だ。7月6日のC大阪戦を最後に離脱したが、前々節の広島戦で1カ月ぶりにピッチに戻り、前節の福岡戦では先発復帰した。前線で精力的に動き回り、チームを活性化させ、岩政大樹監督体制初陣での勝利に大きく貢献した。
「一発目っていうのは何事にも大切です。その試合を2-0という形、複数得点、無失点で勝てたのはすごくチームにとってプラスだったと思います」
リーグ戦の残り試合数は「9」。現在、消化試合数が1試合少ない首位の横浜FMとの勝ち点差は「5」と開いているものの、逆転優勝に向けて勝利を重ねていきたいところだ。まずは次節のアウェー湘南戦で、リーグ戦2連勝を狙う。
「(前節は)ホームでいい形で勝てて、次はアウェーですけれど、やっぱり優勝を狙うには、この先、もう負けられない戦いばかりです。総力戦ということで、チーム全体で一つになって向かっていきます」
鹿島の勝利のために全身全霊を捧げる背番号「33」が、湘南戦での勝ち点3獲得に挑む。
◆【鹿島】前線でチームを活性化させる仲間隼斗は湘南戦でも勝利を求める。「チーム全体で一つになって向かっていく」(サッカーマガジン)