日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年2月7日土曜日

◆アギーレ後任にレオナルドさん 元ブラジル代表MF、鹿島でもプレー(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2015020402000192.html

 アギーレ監督の後任に、かつて鹿島で活躍した“貴公子”レオナルドさんが急浮上した。ACミラン、インテル・ミラノで監督を務め、パリ・サンジェルマンで強化責任者を務めた後、現在はフリー。急な就任にも支障はない。激震に見舞われた日本代表を引き継ぐにはクリーンなイメージが絶対条件。レオナルドさんなら合致する。

 後任選定は技術委員会が中心となって行う。ただし、大仁会長は「私を含む役員や関わった責任者に対する処分を検討し、今後理事会に諮りたい」とコメント。アギーレ監督を招聘(しょうへい)した原博実専務理事は既に現場とは一線を画しており、同監督を傍らで支えた霜田正浩・強化担当技術委員長は、12日の理事会後に退任する可能性が高い。

 次期技術委員長と後任監督は一蓮托生(いちれんたくしょう)。現在の技術委員の中から選ばれるとすれば、一貫したブラジル路線で常勝軍団を築き上げた鹿島の鈴木満常務取締役が最有力だ。レオナルドさんとのパイプはもちろん、豊富な人脈は実証済みで、実績、リーダーシップともに日本サッカーの再生を託せる人物だ。

 もちろん、現在は複数候補者から絞り込みを行っている段階で本決まりではない。他にはかつてレアル・マドリードや名古屋グランパスを指揮した現イラン代表のカルロス・ケイロス監督(61)の名前も挙がっている。日本同様、今回のアジア杯でベスト8止まりだったイランは、同監督の契約解除に向けて動いているという。

 元名古屋監督のドラガン・ストイコビッチさん(49)については日本での人気は根強いが、レッドスター会長時代から金銭トラブルを抱えている。JFA関係者は「クリーンなイメージとは言い難い」と否定的だった。

 身辺調査のしやすい日本人監督では長谷川健太(49)=G大阪、森保一(46)=広島、西野朗(59)=名古屋=らが実績十分。ただし霜田技術委員長はこの日、「Jクラブで指揮を執っている監督に声を掛けることはしない。日本代表の監督としてふさわしくても、声を掛けるのは日本サッカーのためによくないと思っています」と明言。J1の現役監督からの「昇格」の可能性はなくなった。

 日本代表の窮地を2度救った岡田武史さんは四国リーグのFC今治の代表になったばかり。「二度と日本代表監督はやらない」とも話している。

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